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2021年春茶の販売をビッグデータで分析、ネット販売が好調

大手オンラインモール・京東の研究機関が2021年の春茶の売れ行きをビッグデータで分析した結果を公表していました。

 

先日、京東ビッグデータ研究院が公表した『2021春季飲茶消費動向レポート』(以下『レポート』とする)では、今年の春シーズンの消費者の飲茶動向を解読しています。レポートによると、もっとも消費者に好まれている春の新茶の品種は西湖龍井、竹葉青と信陽毛尖だとのことです。3月から龍井の販売ブームが起きており、販売量は400%近い伸びになっており、1万元クラスの高級龍井の予約量は18%を占め、浙江、上海、北京人が龍井茶を愛飲しており、26~35歳の消費者が龍井茶購入の”若い力”になっているとのことです。

お茶の愛好家は”ネットで新鮮な味を味わう”ことを好む:龍井茶の販売量が激増、浙江・上海・北京が上得意

春は新茶の発売されるシーズンで、多くの消費者がうららかな春の景色になると、香り豊かな新茶を購入しようとします。今年の緑茶の販売量は昨年より倍近くになり、より多くの消費者が”ネットで新鮮な味を味わう”選択をしています。そのうち、85後(訳注:1985年以降に生まれた消費者層)の緑茶に対しての注目度は明確に上昇しており、さらに春の緑茶の新製品と味わいにも注目しています。

消費層の面からいうと、男性が龍井茶の消費の主力で、その比率は7割を超えます。26~35歳の消費者は龍井茶を購入する”若い力”になっていて、56歳以上の消費者は以前のような買い方でより多くの龍井茶を購入しており、販売量の伸びは110%です。地域の面から見ると、浙江省、上海、北京の消費者がより龍井茶を買うことを好み、ブランドの販売傾向から見ると、春茶まつりでもっとも好まれていた龍井茶ブランドは、廬正浩、獅峰、貢牌でした。

お茶全体の購入ブランドを見てみると、消費者がもっとも好んでいた春の新茶の銘柄のトップ3は西湖龍井、竹葉青と信陽毛尖でした。このほか、貢茶とジャスミン茶も依然として消費者が注目する銘柄で、リプトン、正山堂、鳳牌が消費者のもっとも注目する紅茶ブランドです。ジャスミン茶の二大ブランドである張一元、呉裕泰の販売量は、依然として優劣つけがたく販売量の上位にいます。

京東春茶まつりは新製品を持続して推します:季節の銘茶に今春も出会えます、原産地・品質も信頼できます

お茶の愛好家についていえば、卓越した品質とずっと大事にし、さらに高みを追求しています。龍井を代表とする名茶は、京東春茶まつりの期間では、龍井の販売量は400%近くになりました。単価が1万元クラスの高級西湖龍井の予約量は18%の比率に達し、昨年よりも12%延びています。同時に、それぞれの山ごとに異なる味わいが古くからのお茶の愛好家の注目の重点になっており、獅峰山産区の単価2000元クラスの西湖龍井は、今年の春茶まつりの期間中に最も予約されたヒット品目になっていて、名山の一番茶がさらに消費者の好評を博しています。

今年、廬正浩西湖龍井は、高級ブランドとしてのメリットを活かして、少ないグラム数で単価を低くした高級西湖龍井を京東超市で販売しました。電子商取引のプラットフォームを通じて、全国の幅広い顧客層をカバーしました。廬正浩の3代目の胡璧如総経理によると、「顧客層からいうと、京東の消費者は品質に対する要求がやや高く、全体の消費能力と水準が廬正浩の高級京品のブランドポジションと十分に噛み合います」といいます。京東超市の名茶部門の責任者の王賽氏によると「私たちは廬正浩のような産業でトップクラスの優良な茶葉会社との提携をすることを望んでいます。これにより消費者により高い品質、高い水準で、本当の原産地の製品を提供できるからです。京東超市と京東物流の高効率で、素早いサービスシステムを使うことで、消費者にすぐに新鮮な良いお茶を味わってもらえるようにします」と言います。

龍井が注目を集めている以外にも、竹葉青、黄山毛峰、信陽毛尖なども同様に消費者の好評を博しています。四川省のお茶の代表である竹葉青は、2月25日の茶摘み開始以来の販売は昨年よりも倍近くに伸びています。竹葉青ブランドの責任者によると、その他のプラットフォームと比べて、京東超市はより大きな規模で、より安定した正味のユーザー層があり、その消費者層と竹葉青のマッチング度は非常に強いと言います。同時に、京東には良い物流体験とクチコミがあり、竹葉青の消費者により良い体験をもたらすため、ここ数年竹葉青は毎年、倍近い販売の伸びを実現できているのです。

かねてより、京東超市はユーザーと春茶の原産地の間の架け橋となっており、消費者がすぐに春茶を味わえることとより多くの個性化の需要に応えています。京東超市の春茶が続々と販売していくことで、消費者はより多くの人々の口に合う優れた春茶を味わうことができるようになるでしょう。

 

感染症の流行やオンラインモールの後押しなどもあり、ネットでお茶を買う動きは強まっているようです。
一方で、ネットの限られた情報の中から商品を選択することになるので、消費者側は安心感のある大手ブランドを選ぶ傾向もあるようです。
京東のユーザー特性もあると思いますが、この流れはネット販売の比率が高まれば高まるほど、強くなるのかもしれません。

 

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