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ロシアの中国茶需要は、ますます高まる

ウクライナへの軍事侵攻などで、世界的に経済的な孤立を余儀なくされているロシアですが、中国産の茶葉への需要は旺盛のようです。

 

【湖北孝感紅貢茶有限公司の董事長・楽子華氏はロシア衛星通信社の取材に対し、ロシアの中国茶葉に対しての需要はどんどん大きくなっていて、会社のロシア向け茶葉の輸出量は年々増加していると答えました】

楽子華氏は、ロシアは世界の茶葉輸入量が最大の国家の内の一つで、ロシアと中国人民はずっと非常に友好的で、中国茶の製品の品質も非常に良く知られています。
孝感は加工には主に名優緑茶を生産していましたが、原材料には農薬を撒かず、化学肥料も用いませんでした。
このため、原料の品質がとても良く、生産する茶葉の品質もとても良かったのです、と言います。

話によると、この会社は2017年からロシア向けの茶葉の輸出を開始し、現在までにロシア向けに19000トンの茶葉を輸出し、かつ毎年の伸び幅はどんどん増えていて、毎年の伸び率は大体50%以上で、ある年などは倍以上に成長していて、今年もおそらく倍くらいの伸びになりそうだとのことです。

彼によると、「私たちのロシア向け茶葉の輸出は年々増加しており、5月にはロシアのある非常に大きな茶葉パッキング会社から、私たちに新たに1800トンの注文が入りました。これで私たちは今年の輸出量は3000トンを超える見込みになりました。ロシアの需要量はどんどん大きくなっていて、私たちはおそらく10月にも茶葉専用列車を仕立てて、ロシアへ向かわせることになるでしょう」と話しています。

楽子華氏は、この会社がロシアに向けて輸出している主要な商品は、三級紅茶、C.T.C紅茶、清茶と普洱茶で、三級紅茶とC.T.Cの量が特に大きくなっています。
輸送方法は主に中国ヨーロッパ間の貨物列車で、コロナ前は武漢を出発すると20日でモスクワに到着しました。コロナ後は時間が少し長くなりましたが、それでも海運に比べるとずっと早いです。

取材によると、昨年8月26日、50個のコンテナを満載にした湖北茶葉の輸出専用列車が、中国ヨーロッパ間貨物列車の始発駅である武漢駅を出発し、モスクワへ向かいました。
50個のコンテナには約1000トンの茶葉があり、そのうち孝感は40個のコンテナ、約800トンの茶葉を占めていました。
これは孝感が初めて国際陸港貨物専用列車によって茶葉を輸出したものであり、湖北省にとっても、さらには中国にとっても、初めての茶葉輸出専用列車でした。

 

世界的な情勢からも、ロシアの中国依存は高まることになりますが、茶葉についてもそれが当てはまるようです。
元々、武漢などにはロシア系の商人が出入りして、茶葉工場を建設したなどの歴史的な経緯もあり、この地域の茶葉の需要は見込めるようです。

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