北京の故宮博物院で、茶文化をテーマにした特別展示が行われているそうです。
9月1日、”茶・世界ー茶文化特別展示”が故宮博物院で開幕しました。
文化観光部の党指導グループのメンバーで、故宮博物院院長の王旭東氏、文化観光部の党指導グループのメンバーで、副部長の饒権氏、故宮博物院の元院長である単霽翔氏、中国文物保護基金会理事長の劉玉珠氏、中国工程院院士の劉仲華氏、宝吉祥分史研究院院長で、台北故宮博物院の元院長の馮明珠氏、政協第十二回福建省委員会党指導グループのメンバーで、副主席であり、海峡両岸茶業交流協会会長の林鐘楽氏、国家文物局党指導グループのメンバーで、副局長の関強氏などの主要な来賓が参加し、ともに”茶・世界ー茶文化特別展示”の幕を掲げました。
現在、”茶・世界ー茶文化特別展示”葉既に正式に観衆に開放されています。
展示は9月2日から11月30日迄続き、故宮博物院午門とよび東西雁翅楼ホールで展示されています。
国内外30の考古文学博物機構の代表的な所蔵品を集め、展示総数は555件(組)となっており、そのうち国内外の30の考古文学博物機関の代表的な所蔵品は227件(組)で、テーマが鮮明で、規模も大きく、立体的に歴史、地域、民族を融合させた中華茶文明の展示が行われています。
展示は、”茶出中国”、”茶道尚和”、”茶路万里”、”茶韵綿長”の4つのパートからなり、中国茶文化を切り口として、中華文明が茶を媒介として、互いに融合し合いながら成長し来た過程を立体的に展示しています。
展示品の年代は新石器時代から現在にまで及び、茶文化の数千年の発展、普及の過程を展示しており、その内容は天人合一で、世界大同の中国哲学の追究に満ちています。
2022年11月、”中国伝統製茶技術とその関連習俗”はユネスコの無形文化遺産代表リストに登録され、これは中国茶文化の高揚、文明交流と研鑽を深めるのに重要な意義を持ちます。
”茶・世界ー茶文化特別展示”の開催は、展示という方法で、大衆が茶の歴史の厚みと重み、茶道の深い精神、古今の茶事の豊富さを知り、茶を媒介として、調和を重んじる中華の”和文化”を分かりやすく伝え、中国茶と茶文化のさらなる伝承と高揚のために寄与すると思われます。
北京の故宮博物院で実施されている、かなり力の入った展示会のようです。
往来が自由であれば、日本からもぜひ行っていただきたいイベントですが・・・