4月6日から7日にかけて中国を襲った寒波は、かなり広い地域で被害を与えています。
黄山毛峰の産地でも、被害が出ているようです。
歙县绍濂乡积极组织人员指导灾后茶叶生产
4月7日的霜冻灾害给绍濂乡茶叶生产造成了巨大的损失,受灾茶园基本无法继续采摘名优茶。为尽快恢复茶叶生产,保证茶叶经济收入,4月8日,绍濂乡党委政府积极组织农业、农机及各联村干部进村入户,深入各生产企业和受灾茶园指导灾后茶叶生产。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0410/article_155315.html
記事によると、安徽省黄山市の歙県紹濂郷では、4月7日の霜害によって茶葉生産に巨大な損失が発生。被災した茶園は基本的に名優茶の茶摘みを続けることができなくなったといいます。
茶葉の生産を回復させ、収入を確保してもらうために、4月8日地元の党政府は、農業や農機具などに携わる幹部が次々に村に入り、生産企業や被災した茶園で、その後の茶葉生産について指導したとのこと。
地元の党のトップは、茶葉生産会社にすぐに駆けつけ、質や価格を落とさないよう、企業に対して生産方法や販売についての指導を行ったとのこと。具体的には、販売店とよく話し合いをし、納期どおりの販売契約をきちんと行うこと。同時に村の各組織には、茶農家の思想を落ち着かせ、強制的な販売や買い取りを行わないようにし、個別にごたごたを起こしたり違法行為があった場合には、直ちに公安機関に連絡して処理することを命じました。
紹濂郷の農業技術者は市や県の茶葉専門家の指導のもと、地元の状況に合わせて、3つの応急措置をまとめました。1つは、霜害に遭った芽を取り除き、新芽の萌芽を保証すること。2つめに、霜害が重い茶樹は軽く剪定を行い、新芽の萌芽を促すこと。3つめは、葉面に肥料を噴霧するか、窒素肥料を追加し、新芽の萌芽のスピードを速めること。
天災で収入を絶たれると、党政府としては困ったことになりますので、様々な対策をとるようです。
ちなみにこの記事は党政府の公式サイトに掲載されているお知らせで、暴動などに対して公安機関を使うなどの強い姿勢を示すことで、未然に騒動を防ぐ狙いもあるようです。