紅烏龍茶といえば、21世紀に台湾で開発された新タイプの烏龍茶です。
そのお茶が、早くも貴州省銅仁市の思南県で生産され、初出荷が行われたそうです。
7月31日、思南県の800トンの紅烏龍茶の注文が正式に始まり、これまでに既に注文量の60トンが完成し、注文の20トンを初出荷しました。
思南県茶桑技術普及センター、思南県メディアセンター、貴州鼎嘉茶業有限公司(台湾資本)、思南県茶業商会のメンバー企業などが参加しました。
初出荷の車が出発する前に、思南県茶桑技術普及センターの専門家は貴州鼎嘉茶業有限公司(台湾資本)とともに紅烏龍茶製品の現場での審査を行い、審査の結果、貴州鼎嘉茶業有限公司の責任者である林松栄氏は、今回の紅烏龍茶の外形、滋味、湯色などの品質はいずれも十分に良いものだ、としました。
これは思南県茶業商会が設立後に受けた初めての注文であり、その意義は非常に深いものです。
この注文の達成は、思南県の茶産業に新たな成長の原動力となり、さらに思南県茶業商会の各企業の生産量と経済的な効益を顕著に高めると思われます。
取材によると、貴州鼎嘉茶業有限公司はこれまでに貴州思南浄鑫茶旅有限責任公司、思南欣浩緑色産業有限責任公司、思南県常青種養専業合作社などの茶葉生産企業に何度も訪問、検討し、最終的に思南茶業商会と800トンの紅烏龍茶の注文を締結し、契約額は1100万元あまりとなります。
国の海峡両岸協力に関する政策方針に合わせ、台湾との商業的な流通を増やし、経済と文化の交流協力を促進し、資源のシェアを実現し、互恵、Win-Winの協力を実現します。
今後、思南県茶業商会は、国内外の業者に対して、さらなる注文チャネルの開拓を進め、茶葉の販路を広げ、茶産業からの経済収入の増加を進めていきます。
思安県農業農村局の担当部門は、農薬の安全性、生産の安全性、製品の品質などを厳格に管理し、EU基準に製品を適合させることで、思南県の茶葉を海外へ輸出し、茶産業の高品質な発展を着実なものとしていきます。
どうやら台湾系の企業が紅烏龍茶を発注したようです。
その行き先はどこなのか?が非常に気になりますし、既に紅烏龍茶の製造方法が大陸に伝わっており、量産が出来るようになっているのも驚きです。