安渓鉄観音のテーマソングが作成され、オンラインで配信されているそうです。
先日、台湾の歌手・楊品驊が歌う安渓鉄観音のテーマプロモーションソング『人生這杯茶』が、QQ、酷狗などの音楽プラットフォームでリリースされ、広く関心を集めています。
取材によると、『人生這杯茶』は林篠聆が作詞し、林克龍、苗子が作曲したものです。
歌詞は普通話と閩南語を組み合わせたもので、茶郷・安渓の美しい景色を描写し、郷愁と鉄観音の神韵を見事に歌い上げたものです。
この歌の最後のコーラス部分は閩南後の歌に特有の曲風を採用し、閩南人特有の愛を情感豊かに歌い上げています。
歌い方については、閩南語のコーラス部分の発音は泉州の地元のアクセントを採用し、これは多くの閩南語の歌が台湾や厦門のアクセントに偏ったものとは異なり、泉州の文化をよく表しています。
歌い手の楊品驊は、台湾の歌手で、花蓮の”ナタオラン”部落で生まれ、17歳からプロのミュージシャンとなり、2007年に中国大陸へやって来て、十数年、音楽を用いて台湾の声を伝え、歌声でもって両岸の平和を呼びかけてきました。
本物の気質を持つ彼は、ポップスとロックの深い歌唱力を持ち、民族的な独特の歌い方と相俟って、多くの人を魅了しています。
この台湾の歌手が茶産地に入り、安渓鉄観音と閩南語が出会い、南方の音が流行の音楽に乗ると、このような衝突は”喜びであり、祝福となり”、海峡両岸の要素が共振して、多くの人の心を震わせます。
曲は様々なサイトで聞くことが出来ます。
https://tv.sohu.com/v/dXMvMzM4NDUwMzMxLzU0MzQ0NzM2NC5zaHRtbA.html
閩南語ベースの歌の雰囲気があるので、福建南部はもちろん、台湾の人にも耳に馴染みやすい楽曲かと思います。
もっとも、歌い手の楊品驊は台湾原住民のアミ族出身の歌手ですが、昨今の言動から台湾では決して人気が高い方ではありません(大陸の主張の代弁者として度々物議を醸している)。