茉莉花茶・ジャスミン茶といえば、ベースが緑茶のことが多く、フレッシュなうちに飲み切るのが得策と思われます。
ところが、「陳年茉莉花茶」という規格を福建省の茶業団体である海峡両岸茶業交流協会が制定したようです。
9月13日、海峡両岸茶業交流協会は福州市で団体標準『陳年茉莉花茶』の審査会を招集して開催し、福建省茶産業標準化技術委員会、福建農林大学、福建省糧油食品進出口集団、福建省農業科学院茶葉研究所、福建省標準化研究院などの機関の専門家、および福建春倫集団有限公司、福建省農業科学院農業質量標準と検測技術研究所、福建省茶葉質量検測と技術普及センター、福州市香承百年茶業有限公司、福州鼎寿茶業有限公司、福州市晋安区閩蜜香茶行、福州生龍供応鏈管理有限公司などの標準起草機関の代表が会議に参加しました。審査会は標準審査チームを設立し、推薦によって孫威江教授が審査チームのトップに選ばれました。
会では、標準審査の専門家チームが標準起草チームに標準の編制状況についての説明を聞き取った後、標準審査稿に対して、慎重に調査・議論し、一つ一つの条項を研討を行い、団体標準『陳年茉莉花茶』の審査を通過とすることで一致し、同意しました。
団体標準『陳年茉莉花茶』は”陳年茉莉花茶”の用語と定義を定め、”陳年茉莉花茶”の製品分類、要求、検査方法、検査ルール、表示とラベル、包装、輸送と保存などの内容を規定しており、強い科学性と実用性を備えたものです。
同時に、この標準は茉莉花茶の標準システムをより整えるもので、陳年茉莉花茶製品の品質を規範化し、陳年茉莉花茶の生産と流通過程において標準の拠り所ができることになり、消費者の合法的な権益を保護し、経済効益を高めることに重要な意義を持ちます。
この記事では内容については定かではありませんが、標準を定めるということは、こうしたお茶を積極的に販売していきたいという意向の表れだと思われます。
今後、商品として並ぶこともあるでしょう。