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『緊圧祁紅』『老祁紅』の団体標準を発表

祁門紅茶の産地の一つである安徽省池州市の茶業団体が、祁門紅茶に関する新しい団体標準をリリースしたそうです。

 

7月10日、『緊圧祁紅』『老祁紅』の2つの団体標準が池州市で正式に発表されました。
池州市農業農村局の党員である朱永勝氏、池州市供銷合作聯社副主任の銭建軍氏、浙江大学茶葉研究所所長の王岳飛氏、池州市茶業協会会長の汪貴帆氏および専門の学者、企業の代表、メディア関係者など全部で130人あまりが今回の発表会に出席しました。
池州市市場監督管理局の副局長である徐健氏が発表会の司会を務めました。

『緊圧祁紅』『老祁紅』団体標準は、池州市茶業協会、池州市農業科学院が共同で提出したもので、安徽国潤茶業公司など多くの機関と数年かけて研究した成果をまとめたものです。
この標準の公布によって緊圧祁紅、老祁紅という新しい製品領域における団体標準の空白を埋め、祁門紅茶製品の種類の開発、新興市場の開拓に向けて重要な一歩を記したことを意味します。
標準の内容はそれぞれ、緊圧祁紅、老祁紅の用語と定義、製品分類、技術要求、試験方法、検査ルール、そしてラベル、表示、包装、輸送、保存と賞味期限を規定しており、現行の国家標準とシームレスに繋がっていて、食品安全の強制性国家標準の要求を厳格に遵守し、さらに製品自身が持つ特性指標をハッキリさせ、2つの祁門紅茶新製品の規範化された生産、管理、監督および検査に対して有力なサポートを行い、さらに消費者にとっても製品の認知度とブランド認知度を同時に高めるための有効な論拠となります。
今度、池州市茶業協会では市の農業農村局、市場監督管理局などの部門と一緒に、関連する生産企業などと協力して、標準の宣伝を実施し、この2つの団体標準が緊圧祁紅、老祁紅の品質における安全の閾値として働くようにし、国内の大市場へ進出する通行証のような働きをし、よりよいブランドを作り上げるための推進器としていきたいと考えています!
さらに、これを契機として、池州市の茶業チェーン全体の標準システムをさらに健全化し、市の茶葉製品のイノベーション、茶ブランドの確立、茶文化の伝播、茶産業の壮大化を加速させていきたいとしています。

 

残念ながら、標準本文は非公開となっているのですが、老祁紅については5年以上寝かせたものを対象としているようです。
作りたてのものよりも、少し年月を経たものの方が中国紅茶は美味しいものも多いので、こうした製品が明確になるのは良いことかもしれません。

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