安渓県が最も伝統的な鉄観音品種の栽培を推奨しているそうです。
安溪县推广种植最传统的纯正红芯歪尾铁观音
有专家说,“天、地、人、种”四元素的契合,才能造就传统铁观音的香韵。其中的“种”,就是最传统的纯正红芯歪尾铁观音。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/1017/article_174875.html
ある専門家によると、”天、地、人、種”の4つの要素が合わさってこそ、伝統的な鉄観音の香りと韻ができると言います。その中の”種”とは、最も伝統的な純正の紅芯歪尾鉄観音のことです。
福建農林大学安渓茶学院院長の林金科氏によると、茶に含まれる物質について言えば、研究によると、安渓鉄観音は茶ポリフェノール、アミノ酸などの機能成分が他の茶類よりも明らかに高いと言います。さらに、カリウム、リン、カルシウム、鉄、ナトリウム、亜鉛、セレンなどの無機性のミネラル物質は30種類あまりも含まれています。香りの物質も70数種類に及び、他の茶類と比べても10種類あまり多いのです。そのため、品種というのが非常に重要なのです。
しかし、純正の紅芯歪尾鉄観音は産量が低く、栽培が困難なため、ここ数年は普及の面では思わしくありませんでした。”もし伝統に回帰し、鉄観音の品質を上げるのであれば、まずは純正のこの品種から始める必要があります”と陳両固氏は言います。一昨年から彼は新たに純正の紅芯歪尾鉄観音を栽培し始めており、昨年は組合の社員の間で広めました。この他の企業も続々と紅芯歪尾鉄観音の栽培拡大に乗り出しており、冠和名茶は、今年、祥華の茶園で300畝あまりの紅芯歪尾鉄観音を植えました。
安渓県の政府機関も紅芯歪尾鉄観音の普及に力を入れており、今年の初めに、安渓県西坪紅芯歪尾鉄観音の保護純粋化技術研究会が設立されました。この研究会は優良な品種資源を保護し、その茶樹の血統を受け継ぐもので、管轄地区に現存する本当の紅芯鉄観音茶樹を調査し、老茶樹に番号の看板を付けて保護し、紅芯の茶苗の取り木や挿し木を行い、茶園の土の優良な場所の区画を区切っています。安渓県委員会常任委員の陳宜大氏によると、紅芯鉄観音保護純粋化技術研究会は、橋を結びつける紐としての役割を発揮しており、鉄観音の純粋化と若返り技術研究と模範的な普及を通じて、鉄観音品種の純度を高め、優れた品質を維持し、安渓鉄観音の国内外での競争力を高めます、と話しています。
安渓でも品種の重要性を追求するようになってきており、西坪鎮で始まった動きが、全県に広がってきているようです。