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4枚の図で分かる普洱茶の主要産地

プーアル茶の産地は広範囲に及んでおり、馴染みの無い地名があるために、混乱しがちです。
4枚の図で分かりやすく産地を解説している記事がありましたので、ご紹介します。

 

国家標準の定義によると、普洱茶は地理的表示保護範囲内の雲南大葉種の晒青茶を原料とし、かつ地理的表示保護範囲内で特定の加工技術によって製造されたものとされています。普洱茶を生産する範囲は、雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州、臨滄市、普洱市、昆明市、徳宏タイ族チンポー族自治州、大理ペー族自治州、保山市、紅河ハニ族イ族自治州、楚雄イ族自治州、玉渓市、文山チワン族ミャオ族自治州などの11の州(市)を含みます。
大きく分けると、主要な産地は、シーサンパンナ州、臨滄市、普洱市の三大茶区で、その中で知名度がもっと高く、産量の大きいのはシーサンパンナ州です。

もし産量、平均価格、有名な山などによって総合ランキングをつけるとすれば、シーサンパンナ州が1位で、臨滄が2位、思茅(訳注:現在の普洱市)が3位です。これはあくまで総合的なランキングで、それぞれの茶区には非常に素晴らしい山があります。臨滄の冰島や普洱の景邁などのようなものです。

市場の普洱茶の95%以上の原料は、いずれもこの三つの茶区で茶摘みされます。価格から見ると、ここ5年ほどは、市場における普洱茶全体を見ると、版納の平均価格は臨滄と普洱より高く、臨滄の価格は普洱よりも高いです。版納の勐海県は茶葉工場が最も多い地域で、勐海一帯の茶葉工場は規模と製品の面からの影響力も他の地域よりもより大きくなっていることを見ることができます。
それでは、いくつかの図で雲南普洱茶の産地分布と有名な山の所在地を紹介していきたいと思います。

01.シーサンパンナ(西双版納)茶区

1.シーサンパンナ茶区-勐臘県

2.シーサンパンナ茶区-勐海県

大きな区分で見ると、版納地区は地理的な環境と気候が普洱茶の生育に適していることを除いても、版納は普洱茶の生産の歴史がもっとも古い地区で、その下に属する勐海は”大葉種茶の故郷”の美称がかねてよりあり、同時に業界が認める普洱茶熟茶の発酵に最も適した地方です。
版納に属する普洱茶の二大生産地域は勐海と勐臘で、勐海茶区には比較的代表的な地域があります:布朗山(知名度のある班章、賀開、広別老寨、班盆、帕沙、老曼娥などはいずれも布朗山にあります)、南糯山、勐宋茶区。

02.臨滄茶区

臨滄は世界滇紅の郷で、有名な滇紅茶の主要産地は臨滄の鳳慶です。普洱茶の愛好家にとっては、昔帰、冰島茶(北欧の寒いアイスランドではありません)は馴染みのあるものでしょう。

03.普洱茶区(旧・思茅)

一部のお茶の愛好家の方は、普洱茶は普洱市で生産されるものだと思っていますが、実際はそうではありません。普洱市は元々は思茅市といい、2007年に普洱市に改名されたばかりです。普洱の最も有名な山は景邁山で、ここは1300年あまりのお茶の栽培の歴史があると考証されています。

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とても分かりやすく整理されていると思います。
ショップさんの情報だと詳細さはある反面、どうしても自分の扱いのある商品を強調しがちです。
生産量などの全体像から見て、整理されている資料というのは貴重だと思います。
なお、无量山という表記がたまに日本のショップでも見かけられますが、无は簡体字ですので、日本で記述するなら無量山とする方が正しいと思います。

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