台風17号”メーギー”が直撃した安渓では茶畑を含めて、大きな被害が出たようです。
鲇鱼”重创安溪秋茶 60万亩铁观音减收4.5亿
安渓県藍田郷の被害に遭った茶園
“按照每亩一天损失375元来计算,安溪60万亩茶园一天就要损失近2.25亿元,两天损失了4.5亿元。” 9月29日,泉州市安溪县农茶局局长陈志明在接受新华网记者采访时说,台风“鲇鱼”给正值铁观音开采时节的安溪茶农带来巨大损失。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201609/00005466.html
「1畝ごとに1日の損失が375元として計算すると、安渓の60万畝の茶園は1日に2.25億元近くの損失があるので、2日間の損失は4.5億元になります」と、9月29日、泉州市安渓県農茶局局長の陳志明氏は、新華網の取材に答えました。台風”メーギー”はまさに鉄観音の茶摘みの始まりの時期の安渓の茶農家に巨大な損失をもたらしました。
1800畝の茶園を擁する安渓挙源合作社は、台風14号”ムーランティ”の影響をうけ、半分の茶葉は吹き飛ばされ、大量の減産となりました。そして”メーギー”がやってきて、泣きっ面に蜂です。
「例年と比べると、合作社の秋茶は5万斤ほどの荒茶を収穫できますが、”ムーランティ”だけで2万斤が減らされ、残りの3万斤の荒茶のうち、前半に収穫できたのは5000斤で、現在ある2万斤あまりの茶葉は茶山にあります」。窓の外を見ると、パラパラと降り続く雨に、挙源合作社の社長の劉金龍さんの心配は尽きません。もし雨がこのようにずっと降り続くのであれば、おそらく収穫することは困難で、もし収穫できたとしても、茶摘みの時期を過ぎてしまっていて、品質も影響を受けることになるでしょう。
茶葉は安渓の人民の生活のための産業です。9月24日、”メーギー”が太平洋の海上で生まれると、安渓県党委員会、政府はまず、どのように民衆の考え方をまとめて、茶農家に秋茶の収穫を急がせるかを考えました。当日には、安渓県農業茶果局と気象局は共同で「安渓農業用天気予報」を発表し、テレビや新聞、ショートメッセージ、微信、村に入っての宣伝ちらしなどの方法で、ずっと注意を呼びかけ、指導士、茶農家に茶葉の収穫を急がせました。ある面では、茶農家の早出晩帰を促し、茶津もの時間を延ばしました。また、茶農家の茶摘みを前倒しさせ、小さな芽のうちに摘ませました。
台風の時に一部の茶農家は山で茶の収穫をしていたという状況をみて、安渓県の各郷鎮はすぐに人員を応急処置のために動かし、すぐに人を動かして、強制的に茶山にいた茶農家を移動させ、安全な建物に避難させるとともに、すぐに閉鎖を通知しました。これは工場の建物にいた職員もすぐに組織的に移動させました。
”メーギー”の威力はまだあって、災害救助を行うと同時に、安渓県農茶果局は現在、チームを組織して、感徳、祥華、西坪、龍涓などの茶の主力産地に派遣し、天気が良くなれば、すぐに大勢の人で収穫をできるようにしています。
「気象部門がフィードバックしてきた情報によると、国慶節の時期は気候は良くなるとのことです。これは良い情報で、私たちは大変関心を持っていて、タイムリーに茶農家に収穫の時期を知らせて、損失を最大限に減少させたいと思います」と陳志明氏は言います。
安渓県蓬莱鎮龍渓村では洪水によって茶園が流され、周囲には警戒線が引かれています
安渓県西坪鎮徳茗茶葉基地では、山体が滑り落ち、生態茶園の損失は深刻です
安渓祥華郷河図村の被害を受けた茶園
祥華郷福洋村を通って福田郷に行く主要幹線道路は削り取られています
写真を見る限りでは崖崩れなども多数発生していて、被害の状況はかなり深刻のようです。
中国は10月1日から国慶節の長期休暇に入りますが、最盛期の10日頃までにどこまで茶産地のインフラが回復するかが収穫にも大きく影響してきそうです。