季節外れの寒波は少し遅く摘む茶産地を直撃しているようです。
六安瓜片の産地、安徽省六安市でも減産と価格の上昇が見込まれているようです。
安徽六安持续阴雨低温致茶叶采摘减少 春茶价格悄然上涨
清明节前后,正是新茶上市时间,然而我市最近持续的阴雨低温天气却给春茶带来不利影响。不少茶商都减少了茶叶采摘量,等待未来的晴好天气,此外由于前期采摘量少,春茶价格也悄然上涨。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201504/00000726.html
清明節の前後はまさに新茶の発売の時期ですが、六安市では最近の曇りや雨の低温が続いていることから、春茶へ悪影響が出ています。多くの茶商はどこも茶摘みの量が減っていて、近いうちの良い天候を待っている状態です。この他、前半の茶摘み量が少なかったので、春茶の価格も、じわりと上がってきています。
昨日の午前中、六安市茶葉発展局へ取材しに行くと、曇りや雨の低温の天気は春茶の品質に影響を与えるとのことです。茶業発展局のある担当者は、「簡単に言えば、雨水の葉っぱは、品質が落ちます」といいます。この担当者は、曇りや雨の天気は主に4つの面で影響を与えるといいます。「1つに、雨の天気のお茶は色が暗くなく、瓜片のような緑色になりません。2つめに、殺菌に影響します。曇りや雨で気温も低いと太陽光の殺菌が十分ではありません。3つめに雨のお茶の香りは晴れのお茶に及びません。4つめに曇りや雨のお茶は形状を作るのが難しいです」。
曇りや雨のお茶は品質を確保するのが難しいので、多くの茶商は茶摘み量を少なくします。お茶を作っている王さんは、明前茶は本来価格がとても高く、お客さんが少ないのです。加えて連日の曇りや雨なので、彼女のお茶を買いたいというお茶屋さんは数日間待って貰っている状態です。徽六茶行の夏経理は、曇りや雨の天候の影響で、初期の茶摘み量が少なく、前半の価格は上がってしまいました。しかし天気が回復すれば、茶葉が大量に発売され、茶の価格はおそらく下がり、昨年と同じくらいになるでしょう、と言います。
地元の茶商が天猫(訳注:中国のネットモール)に出店している店を見てみると、予約販売の明前茶の価格は安くなく、中級の瓜片の価格は1斤600元で、もう少し良いのを買おうとすると1400元が必要です。蝙蝠洞の初摘み茶はもっと高くて、1斤3000元あまりが必要です。
六安瓜片は、少し遅めに出てくるお茶ですが、一番高値のつく清明節前後が雨で、収穫量が十分に無かったようです。お天気次第の茶農家にとっては、何とも恨めしい天候になっているようです。