雲南省では普洱茶や紅茶以外に烏龍茶の生産も行われています。
高山茶の生産も行われているのですが、そうした茶園の一つでは今年の茶摘みがいよいよ始まったようです。
2020年5月4日、雲南省大理ペー族自治州巍山イ族回族自治県にある青華郷箐民村ではイ族の茶農家が青華吉立茶園で、高山生態茶の茶摘みを行っていました。
初夏になり、紅河の源流である雲南省大理ペー族自治州巍山イ族回族自治県の2.36万畝の高山生態茶園は全面的に茶摘みが始まり、地元のイ族の茶農家たちは続々と茶園にやって来て、鉄観音、烏龍茶などの高山生態茶葉を摘み取っていて、村中に豊作の多忙な光景が広がっています。
巍山イ族回族自治県は、河などの最低海抜が1146m、盆地の海抜も1720m、山地の最高海抜が3037mと高原状になった場所のようです。
中国国内で出回る雲南省産の台湾風高山烏龍茶の原産地は、こういう場所なのだろうと思います。