今年の元日、広東省潮州市の鳳凰鎮に鳳凰単叢茶博物館がオープンしたそうです。
1月1日午前、潮州鳳凰単叢茶博物館の開館式と鳳凰単叢茶文化交流会が潮安区鳳凰鎮で開催されました。この博物館は収蔵、展示、工夫茶文化の研究と茶のイベント活動などの機能を一体化し、潮州工夫茶文化の伝播をする上での重要な窓口となります。
鳳凰単叢茶博物館は、省級の古村落である東興村と国道355号線の交わるところにあり、館内には茶文化展覧館、単叢茶研究院、”宋茶1号”標本館、茶器物陳列館、工夫茶体験館、文創芸術品区、単叢茶見学教育基地、茶楽園体験区などの八大エリアが設けられています。そのうち、茶文化展覧館は愛国華僑である陳傳治さんの旧居を改築したもので、館内には多くの珍しい茶事や茶史などが展示されています。”宋茶一号”標本館には、珍しい”宋茶一号”標本古茶樹が収蔵されていて、この古茶樹は南宋の末に植えられたもので、今から700年近い樹齢があり、鳳凰単叢茶文化が代々伝承されてきた悠久の歴史を目撃証言してきたものです。茶器物陳列館には昔の茶器と茶具も展示され、古くからの茶葉の生産工程と、農耕時代の生産と生活の様子を展示しています。
省の農業農村庁の一級巡視員の陳央氏、市委員会常任委員で宣伝部部長の王文森氏、副市長の胡鵬氏などがイベントに参加し、潮州鳳凰単叢茶博物館の看板を掲げました。
茶産業は潮安区北部の山間地域における重要な経済支柱産業の1つです。近年、鳳凰鎮は”緑水青山こそ金山銀山”の発展理念を真摯に実行し、積極的に古村落の活性化と保護の方法を模索していて、潮州鳳凰単叢茶博物館の建設は、茶産業と文化旅行の三次産業を融合して発展する特色ある方法を打ち出すものです。
当日は鳳凰谷茶葉オークションの設立式、工夫茶文化講座、単叢茶品評会などのイベントも開催されました。
現地メディアの他の報道なども見ると、割としっかりとした博物館のようです。
https://www.163.com/dy/article/FV9SB9AP055004XG.html
鳳凰鎮への旅行の1つの目的地にしても良いかもしれません。