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2021年1月に開館した潮州市鳳凰単叢茶博物館の様子

鳳凰単叢の産地に鳳凰単叢茶博物館という施設があります。
そこを取材した記事がありましたので、ご紹介します。

 

6月13日、広東省をテーマにした取材イベント”高品質発展調査ツアー”が広東省潮州市鳳凰鎮の潮州鳳凰単叢茶博物館にやって来ました。

広東省潮州市鳳凰鎮は北回帰線に位置し、広東省東部地区の最高峰である鳳凰山がこの地にはあります。
鳳凰山の上は一年中雲霧がたなびいており、水蒸気が十分にあり、独特の気候条件と自然環境が、ここを遠くまで評判が聞き及ぶような”茶郷”としています。
ここで産出する鳳凰単叢茶は烏龍茶のグループに属し、茶湯には独特の”天然の花香”があることから、かねてより”茶中香水”の美称があります。
統計によると、ここ三年で鳳凰鎮は年平均のべ800万人の旅行客を受け入れ、直接的に数万人以上の就業機会をもたらし、2億元規模の経済効果があります。茶農家の一人あたりの茶に関わる年間収入は3万元を超えており、”一枚の葉っぱが庶民を豊かにする”のビジョンを実現しています。

取材によると、潮州鳳凰単叢茶博物館は省級古村落である東興村の邸宅と守信公祠を改装したもので、2021年1月に開館しています。
茶博物館の面積は7500㎡、建築面積は3600㎡で、鳳凰単叢茶文化博物館、潮式文化体験館、”宋種茶王”展示館、単叢茶生活体験センター館、単叢茶研学教育基地、潮文化”大家”アトリエ、茶文化文創センター、茶楽園などの8つの地区に分けられており、潮州鳳凰単叢茶文化と潮州工夫茶文化をテーマとした、陳列、展示、交流などが一体化した博物館です。
館内には民間で集められたり寄付を受けた、茶サンプル、茶具、製茶用具、書画、書籍など鳳凰単叢茶文化を代表する各種の文物、収蔵品があり、その中でも館の宝とされるのが、樹齢700年近いとされる”茶王”--宋茶の標本です。
潮州鳳凰単叢茶博物館は2021年に潮州市の”博物館の街”シリーズに選ばれ、2022年には”広東省人文社会科学普及標準基地”、”中国伝統製茶技術及びその関連習俗・潮州工夫茶藝宣伝基地”にも認定されています。

開館以来、鳳凰単叢茶博物館は全部でのべ7.5万人の旅行客を受け入れており、茶旅研究学術チーム、茶文化交流訪問チームなどを全部でのべ400団体ほど受け入れ、100回あまりの党建設活動を開催し、50回近い文化訓練課程を開催し、1000芽一回岳西の茶藝師証書、評茶員証書の取得に役立っています。このほか”美麗潮州歓楽万家ーー2022年潮州市文化旅行システム美術書法撮影作品巡回展”など多くのイベントを実施しています。

 

コロナ禍以降の開館ということで、まだ日本ではあまり知られていない施設かと思います。
現地を訪れる際の目的地の一つになりそうです。

 

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