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雲南省、民族茶芸師コンテストを開催

雲南省昆明市で少数民族の茶芸師による茶芸コンテストが開催されたそうです。

 

雲南省が提出した”千億雲茶”の目標に応え、世界にただ一つの大葉種普洱茶を宣伝プロモーションするために、”世界の茶芸の起源は中国にあり、中国茶芸は民族から始まる”を理論とし、”雲南普洱茶”の国際市場での競争におけるブランドの地位を打ち立てるために、12月12日、中国普洱茶業界協会は2020中国(昆明)国際茶葉博覧会”中普茶杯”雲南第2回少数民族風情闘茶コンテストと雲南民族茶芸師コンテストを昆明得勝茶文化博覧城で開催しました。

今回のイベントの影響は大きく、参加した機関と個人は大変多くいました。コンテストに参加するお茶は、七子餅、磚茶、沱茶、紅茶、白茶、緑茶、茶膏に分類されました。全部で132社の企業が闘茶コンテストに参加し、79社が闘茶の合格サンプルとなって競争に参加し、そのうち、雲南省臨滄市、シーサンパンナ・タイ族自治州、普洱市などから参加したサンプルと選手が最も多くなりました。予選で36の個人と団体に絞られ、決勝には17グループが進みました。

今回のコンテストでは、各参加チームは一通りの茶芸技術の展示を行い、芸術的な手法で表現された淹れ方の細やかさや、茶の色、香り、味、形などの品質を展示していました。コンテストでは、表演者がその過程の中で、茶の美しさ、器の美しさ、水の美しさ、デザインの美しさ、スタイルの美しさ、動作の美しさを表現し、観衆に物質と精神的な影響を与えました。

主催者の責任者によると、今回の茶芸コンテストは。各チームが茶礼、茶服、茶具および茶の色、香り、味などのさまざまな要素をまとめて、独特の民族性をもった美的な空間を作ることで、伝統茶文化、民族の風情を完璧に融合することで、来賓に中国茶芸文化の神髄と魅力を十分に伝えられたと思います、と話しています。

コンテストの主催者が招聘した網紅の大咖さんが会場からライブ配信を行い、現場に来ることが出来なかった観衆に向けて、コンテストの熱い雰囲気と闘茶の芸術を伝えていました。

昆明から参加したチームのメンバーによれば、「今回の茶芸コンテストは、私たちはここで自分の故郷の茶芸の特色を展示するだけでは無く、茶芸表現という貴重な経験を交流することで、同時にその他のコンテスト参加選手の良いところや特色を鑑賞できたので、大変収穫が多かったと言えるでしょう」と話しています。
取材によると、今回の闘茶での製品の受賞、茶芸個人の表彰、団体茶芸賞は昆明国際茶博会で発表され、12月27日に表彰式が行われる予定です。

 

製品のPR(闘茶コンテスト)と茶芸コンテストを兼ねたような展示会イベントだったようです。
主催者が著名なライバー(網紅)を呼んでライブ配信を行うのは、現地でもかなり一般的なスタイルになってきているようです。

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