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普洱茶サンプル博物館が開館

普洱茶に関するちょっと変わった民間の博物館が開館したそうです。

 

12月19日、雲南普洱茶サンプル博物館(云南普洱茶样博物馆)が邦盛茶城の匠人製茶新マーケティングセンター内に完成しました。消費者は茶博物館で3000種あまりの茶葉サンプルを見ることができ、茶サンプルの収集によって、雲南省の山の健全なデータベースを建設し、一杯のお茶を通じて、雲南省の生物多様性とそれによる珍しい味覚の記憶を表現します。

「山、海抜、樹齢、外形、香気、湯色……。私たちは、ずっと”天の時に合わせ、良い材料を選び、良いお茶を製造する”を基準として、消費市場の需要に合った製茶を追求してきました。”良い材料を選ぶ”が最も直接に表現されるのが、茶サンプル博物館にある3000種あまりの茶葉サンプルの展示です」と匠人製茶の責任者は言います。2007年から、三大普洱茶産地の1000あまりの村を訪れ、3000あまりの茶サンプルを採集し、山のお茶のビッグデータを作ることによって、良いお茶と外界との道を拓き、雲南の山のお茶の健全なデータベースを作ることによって、山のお茶のビッグデータにより、多くの人に山の知識を共有し、みなさんの山のお茶に対する認知度を高め、雲南普洱の山のお茶の健全な発展を促し、山のお茶を雲南普洱茶の文化的な名刺として高めていきたいのです。

茶サンプル博物館は、昆明最大の茶葉加工企業の雲南嶺南茶業有限公司が注力して立ち上げ、特筆すべきことには、この会社の匠人製茶ブランドの従業員の80%は雲南省の産地に偏在する少数民族です。茶葉会社と匠人製茶は、”伝統は伝承によって得られ、真心を込めて作ることを信仰とする”という精神に基づいていて、産業チェーンを整えて、特色のある突出したブランドを作ることに力を入れています。

 

山のお茶(山头茶)というのは普洱茶の差別化ポイントの一つになるのですが、産地自体がかなり広く、特徴が曖昧にしか伝わっていないため、それをどうにか整理して伝えようとする試みのようです。

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