今年、鳳凰単ソウの産地は干ばつ気味というニュースをお届けしました。
が、その後の天候は今度は雨続きになっているようで、20%ほど減産になる見込みのようです。
今年凤凰春茶产量总体比去年下降20%
又到了一年春茶采摘上市时节,记者从潮州凤凰茶农处了解到,受天气影响,今年凤凰春茶产量总体比去年下降,价格将有所上涨。时下,凤凰春茶已有少量上市,雨过天晴后,汕头市民将可尝鲜头趟茶。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0415/article_155528.html
また今年も春茶が出回る時期がやってきました。記者が潮州の鳳凰地区茶農所より聞いたところによると、天気の影響を受けて、今年鳳凰春茶の産量は全体的に昨年より下がって、価格は少し上がる見込みだそうです。
おととい、記者は雨の中、車で潮州市鳳凰鎮の烏崠山へ出かけました。
例年の茶摘み時期の忙しそうな風景と違い、記者が見たのは、長雨が続き、山の中では茶摘みをすることもできる、ましてや日光萎凋や茶作りもできない状況でした。
烏崠山のある茶農家の家に到着すると、茶農家が雇った20名あまりの茶摘み人たちが暇をもてあましたようにたたずんでいました。連日の雨によって、茶摘み作業が根本的にできず、茶農家たちは茶摘みの最適期を逃してしまうことで、茶葉の品質に影響ができることを懸念しています。
数日前に天気がいったん晴れ上がった時は、茶農家たちは一秒を争うかのように山に入って茶摘みをし、日光萎凋を行いました。しかし、このような光景も長くは続きませんでした。彼らは雨が早く止み、多くの人に今春の最初のお茶を作りたいと望んでいます。
烏崠山の麓のある茶農家の家で、高級評茶師であり、鳳凰単ソウの大家とされる鳳凰茶葉協会の名誉会長と偶然会いました。彼は、天の恵みで生活している鳳凰山の茶農家たちは今年、非常にまずい天気に遭遇しました、と言います。
「茶を植えるときには雨水が十分に潤してすぐに乾くことが必要で、茶摘みの時期には、毎日雨が降ることよりも日光萎凋を行うための十分な太陽の光が必要だ」と話します。
今年、鳳凰春茶の茶摘み時期は例年と比べて半月ほど早くなったけれども、その期間は短くなってしまいました。気候の影響を受けて、茶葉の葉面は小さくて熱くて、葉の繊維質の含量が高くなり、殺青の温度は240度から250度の間まで高めなければならない。
彼は今年鳳凰山の茶農家の大部分は約20%の減産となり、低価格のお茶の茶葉価格は30%近く上昇し、高価格のお茶の価格も10%は値上がりするだろうと推測しています。
記者が昨日市内で見たところによると、鳳凰茶を扱う店でも”春茶”ののぼりを掲げている店は少なく、お茶屋の経営者は、天気が晴れ上がるのを待ってから、鳳凰春茶は続々と販売されるはずで、その時になったら、市民は最初の新鮮な春茶を飲むことができるだろう、と話しています。
乾燥の後には長雨と、今年は鳳凰山の茶農家にとっては頭の痛い年になってしまったようです。
品質や価格にも影響が出てきそうです。