南京の名茶といえば、雨花茶など緑茶のイメージですが、このたび、地元産の紅茶が発売されたようです。
南京上市第一款地产红茶 形似针叶
随着雨花茶绿茶陆续上市,南京茶企推出的地产红茶近日也正式亮相。该茶形似针叶,由紫金山茶厂去年研制成功,今年大规模推向市场,填补了南京无地产红茶的市场空白。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201503/00000574.html
雨花茶緑茶が続々と発売されるのに続き、南京の茶葉会社は地元産の紅茶もまた、近日正式にお目見えします。このお茶の形は針状の葉っぱのようで、紫金山茶廠が昨年開発に成功したもので、今年から大規模に市場に投入することを決め、南京における地元産の紅茶が無いという市場の空白を埋めるものです。
「まもなく発売する地元産紅茶は全て明前茶の生葉を厳選し、手作りで作ったものです」と紫金山茶廠の董事長・凌威武氏は言います。地元の緑茶用の生葉を紅茶に加工したもので、加工上の難しい点は主に発酵の環境にありました。このため、会社は市の農業委員会の支援の下、南京野生植物総合利用研究院と緊密な協力を行い、2年間の時間をかけて、紅茶の萎凋、揉捻、発酵技術を模索し、正確に発酵の温度と湿度をコントロールすることによって、南京で初めての地元産紅茶の開発に成功しました。まもなく発売される特級の地元産紅茶の定価は1斤5000元です。清明節後には中低級の地元産紅茶を売り出す予定で、販売価格は1斤わずか2~300元を予定しているとのことです。
初めて紅茶を作ったのに、それがいきなり定価で5000元を付けるというのですから、恐れ入ります。それでも2年間で販売にこぎ着けるあたりのスピード感は日本の茶業界も見習うべきところでしょうか。