お茶の茎というのは、見た目にもよくないことや水分含有量が多いことから、邪魔者扱いされがちです。
しかし、そんなお茶の茎にも、お茶の葉と同等の栄養価値が含まれており、大事な効果があるという記事です。
茶梗营养价值同样高
http://news.t0001.com/2011/0203/article_119762.html
まず、お茶の茎には香りの成分が豊富であるとしています。
茶葉の香気成分は若芽と茎の中に含まれており、若い茎に含まれているアミノ酸の量は若芽に含まれているものよりも多いといいます。
お茶に含まれている香気成分は水溶性で、茎の中の繊維を通って運ばれます。製茶の工程で、茎に含まれる香気成分は水分が蒸発するとともに葉っぱに移っていきます。
こうして移った成分が葉っぱに元々含まれている成分と結合し転化することで、お茶の香りが高くなります。
そのため、適当な程度の茎があることは、お茶の香りと味を高めるのです。
ということで、お茶の茎には意外な作用があることが分かりますね。
70年以上の老茶樹から取れたものが、特に良いようなので、茎の美味しさも味わってみてはいかがでしょうか。
あ、でも茎が多いお茶は、水分含有量が多くなることは間違いないので、劣化しがちです。保存には気をつけましょう!