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『江山緑牡丹茶』団体標準が制定される

浙江省衢州市江山市の名茶である江山緑牡丹茶の団体標準が制定され、来年より施行されるそうです。

 

12月20日、江山市農業農村局が起草した『江山緑牡丹茶』団体標準T/JSCX01-2020が正式に外部へ向けて発表され、2021年1月1日より施行される予定です。
今まで、江山緑牡丹茶は生葉の生産、加工技術、官能品質、品質基準とラベルなどの面で個性を鮮明にしてきました。しかし、茶業者にとっては、生産、加工と販売の過程において、茶の官能指標、理化学指標などを記した対照となる江山緑牡丹茶の基準が無いために、茶葉製品の品質が揃わず、多くの製品と江山緑牡丹茶の品質に不一致が生じていました。
江山緑牡丹茶の品質を向上そして安定させるために、江山市緑牡丹名茶産業化協会は、『江山市緑牡丹名茶産業化協会団体標準管理弁法(試行)』を根拠として、『江山緑牡丹茶』団体標準を編纂し、江山緑牡丹茶の原料の生産環境、茶樹栽培及び茶園管理、加工技術、品質基準などで規範化を図りました。
江山市農業農村局の担当責任者によると、『江山緑牡丹茶』団体標準の公布は、江山市の茶葉標準化生産とブランド建設を推進し、江山緑牡丹茶の特徴と長所を目立たせる上で助けとなり、その生産、加工、販売において理論的な根拠と参考となることでしょう。

国家標準や地方標準よりも機動的に改訂などができることから、最近は地元の茶業者団体が一定のルールに基づいて作成・公布する「団体標準」によって、お茶の定義を行うことが増えてきました。
その製品がどのようなものであるかを明文化し、定義を行うことは、品質確保や透明化した市場取引を行う上では欠かせないものです。
「日本や台湾などではそのようなものは必要無いのだ」という意見も見受けられますが、EUなどでは伝統的農産品にはきちんとした定義があるのが常識です。
初めての顧客(海外へ輸出したり新規顧客層を開拓する)を獲得しようとするのならば、定義の曖昧なものには不信感を抱かれますので、定義化は避けて通れない道だと思います。

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