春節が明けたばかりですが、雲南省では茶摘みシーズンに入った地域もあるようです。
春風ものどかに、茶園に香りが漂います。気温が上昇するにつれて、雲南省普洱市江城ハニ族イ族自治県の数万畝の茶園は続々と春茶の摘み取りシーズンに入り、茶農家たちも忙しくなり始めました。
江城県整董鎮紅橋社区の茶山の上には、一面に生気が満ちている光景が目に入り、茶樹は陽の光と雨露の潤いでたくさんの芽が吹き出し、一面の緑の中で、茶農家たちは竹かごを携えて、両手を使いながら、熟練した動作で清らかな香りの茶葉を籠の中に入れていきます。その表情には収穫の喜びが溢れ出ていました。
「我が家では1日に20kgの春茶を摘むことができ、1kg4元で、摘み取った茶葉は当日に加工工場に売りに行きます。1シーズンで500kg前後を摘むことができ、収入は2000元あまりになります」と江城県整董鎮紅橋社区の茶農家・王朝英さんは嬉しそうに言います。
江城県天茗茶葉有限公司の生産ラインに入ると、工員たちはちょうど生産作業ラインで、茶農家から送られてきた茶葉を忙しそうに加工しているところで、数台の自動化茶葉加工機械が休むことなく、殺青、揉捻、感想などの一連の工程をこなしていました。
江城県天茗茶葉有限公司第4工場の責任者の李夢氏によると、「私たちは1月7日から生葉の買い取りを始めていて、今年は雨が十分だったので、茶葉の産量は例年よりも多くなる見込みで、当社では1日に平均2トンの生葉を引き受けることができます」と言います。
茶業は江城県の支柱産業の1つです。現在、江城県の茶葉栽培面積は20.57万畝で、地元政府は特に重視しており、政策による補助と技術補助をし続けることで、茶葉品質の向上に努めており、茶葉の付加価値を高めることで、江城県の茶産業の成長の勢いは増しています。
江城県は、雲南省普洱市の行政区域内ですが、既に1月から新茶の収穫が始まっているそうです。
地域柄もあり、生葉の価格はかなり安いようです。
地域柄もあり、生葉の価格はかなり安いようです。