中国茶ファンのためのデータベース&ニュース

  1. 産地情報
  2. 116 view

西双版納の古樹春茶は値上がり

雲南のプーアル古樹茶の収穫が少量ずつ始まりましたが、既に値上がり傾向にあるようです。

西双版纳古树春茶“涨”声四起

又到春茶飘香的季节,出席“世界茶文化交流协会西双版纳古茶山行”的20多位茶专家22日前往勐海县南糯山、贺开古茶山踏访品茶。树木葱茏、茶芽勃发的古茶园里,到处是茶农和选购鲜叶的茶商、古树茶爱好者的身影,一派热闹的景象。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0325/article_168491.html

また春茶の香り漂う季節になりました。「世界茶文化交流協会西双版納古茶山ツアー」に参加した20名あまりのお茶の専門家は22日、勐海県の南糯山、賀開の古茶山を訪れてお茶を味わいました。木が青々と茂り、お茶の芽が萌えている古茶園の至るところに茶農家と生葉を購入しようと選ぶ茶商、古樹茶愛好家の姿が見え、ひときわ賑やかでした。

西双版納タイ族自治州生物産業所と州の茶業協会の責任者の話によると、今年の古樹春茶は3月初めから次々と売り出され始め、去年よりも10日ほど早くなったそうです。古樹春茶がひとたび売り出されると、全国各地の茶商、古樹茶愛好者が続々と西双版納の有名な各古茶山に入り、茶を買いに訪ね歩きます。

調べてみると、今年の西双版納の各古茶山の古樹春茶はまだ大量に売り出されていませんが、既に”値上がり”の声があちこちで起こっています。明前の古樹春茶の価格は昨年と比べて30%以上値上がりしています。
お茶の価格が上がった原因は複雑に絡み合っていますが、総合的にみると、有名な茶山の高級古樹春茶は数量が限られているということ、愛好者の層がどんどん拡大していることを除いても、客観的には、昨年の冬の寒さで茶芽の萌芽が減少したことで、産量がやや少なくなり、供給に追いつかなくなっており、熱心なファンは争うように購入しています。
次に、茶農家が茶の値段は上がり続けるという思考が習慣化してしまっており、さらなる値上がりを期待して、お茶を売り惜しんでいます。
もう1つの突出した原因は、いくつかの茶商が資金を転がす目的で古樹茶市場に参入し、高値で生葉を買い、一部の値上げを目論む転売者たちが煽るので、価格が劇的に高くなっています。

どうやら希少価値ということから、古樹茶を使ったマネーゲームのようなことが演じられているようです。
うーん、こうなってしまうと古樹茶は飲み物として飲むのは、どうかな・・・というレベルになってきてしまいますね。近寄らないことが一番かもしれません。

 

産地情報の最近記事

  1. 武夷山の大雨被害の状況

  2. 祁門県、高山野茶の茶摘みで茶農家の増収を図る

  3. 福建省漳州市平和県、柚香奇蘭をEUに初輸出

  4. 潮州市鳳凰鎮の600年古茶樹、大庵”宋種”の茶摘み

  5. 金駿眉の新茶、4月20日より発売開始

関連記事

PAGE TOP