中国でも食品安全についての関心は、どんどん高まっています。
ここのところ話題になっているのが、菊花茶の殺菌剤残留問題です。
菊花茶全部执行企业标准 杀菌剂标准不一
多菌灵监管空白 质检部门正进行风险监测
虽然有关食用菊花的标准不少,但却没有统一的国家强制标准,而多菌灵残留限量要求则散落在各种国家标准、地方标准、行业标准之中,限量也不统一。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0426/article_156058.html
記事をかいつまんでご紹介します。
元々、この問題が明るみに出たのは、ネット上のある文章からでした。
「乾燥菊は毒」というその文章は、世界中どこでも、花には殺菌剤を用いて鮮度を保っているが、そのうち、菊の花に使う殺菌剤は毒性が強い。台湾の衛生部門がある農産品を検査したところ、殺菌剤の残留が基準の27倍もあった。だから、「乾燥した菊は毒だ」という趣旨でした。
これを受けて、市中に出回っている菊は大丈夫なのか?という疑惑が駆け巡ったのですが、実はこの殺菌剤を規制する統一的な国家標準が存在しないことが判明してしまいました。
国家標準がないため、企業が独自に定めている企業標準でもって管理をしていることになっているのが現状。しかし、その企業標準の中にはこの殺菌剤についての記述がないものもあり、実質野放しになっているのではないか?というわけです。
これについて、品質管理局がリスクを見極めるという声明を出すなど、対応に追われています。
当の菊の販売店は、「菊は農薬が少ないから、1,2回すすげば大丈夫」と回答しているようです。
この手の問題が出たときに、とりあえず私たちができることは「安物には手を出さない」ということでしょうか。
中国では、値段が安いものほど、正体不明のものなので。