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茶業博覧会のブースで見るお茶の勢力図

四川省では大きな地震があったばかりですが、来月9日には四川省の省都である成都で、第2回四川国際茶業博覧会が予定されています。
どうやら、そのブース割りが出てきたようなので、それに基づく分析記事です。

 

百家中国名茶“会战”茶博会

第二届四川国际茶业博览会将于5月9日在世纪城新会展中心4—6号馆拉开大幕。记者昨日从组委会获悉,本届茶博会不仅云集了四川各地的名茶企业,还吸引了福建、云南、安徽等10余个省市的上百家中国茶叶“大腕”踊跃参展。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0425/article_156010.html

第2回四川国際茶業博覧会は、5月9日に世紀城展示ホール4~6号館で開幕します。
昨日、組織委員会から知らされたことによると、今回は四川各地の名茶企業だけではなく、福建や雲南、安徽など10あまりの省市から、中国茶の”大物”企業たちがこぞってやってくるようです。

”勐海老班章、冰島普洱、西双版納古樹茶、ハニ族老樹茶・・・”
調査によると、中茶、大益、七彩雲南、勐庫戎氏、同慶号、陳升号、中古、八八青など、雲南プーアル茶軍団が5号館の一番目立つ位置を占めているだけではなくて、ハニ族の王室茶芸表演、高級プーアル茶の品評会、プーアル茶の緊圧の実演などのイベントも開催されています。
湖南からやってくる白沙渓、湘益茯茶、高馬二渓、道然などの著名企業は”安化黒茶節”を打ち出し、広西六堡茶も初めてこれに加盟する予定です。

組織委員会によると、安徽の祁門紅茶、雲南の滇紅は今回も力を入れてくる予定で、開催時には祁門紅茶、雲南紅茶、四川紅茶の三大中国紅茶が成都に揃うことになるでしょう。
また、安渓鉄観音集団は、福建軍団のリーダーとして、金駿眉や大紅袍、安渓鉄観音などの名茶を引き連れてやってきます。
そして、安吉白茶、碧螺春、西湖龍井、六安瓜片、黄山毛尖なども博覧会で、名前を挙げて旋風を起こそうと目論んでいます。

「四川はお茶の発祥地で、西部でもっとも重要な消費市場です」台湾の南投縣茶葉協会の張会長は、こう話しています。 今回の博覧会では、台湾の28社あまりの会社も団体で参加する予定で、東方美人、大禹嶺、黒金茶、凍頂烏龍などの名茶がお目見えし、四川の茶友たちを台湾高山茶の魅力に浸らせるつもりです。
このほか、スリランカや韓国、インド、南アフリカなど国外の茶葉会社も今回の博覧会にお目見えする予定です。

 

こうして見てみると、どうも黒茶組がイケイケのようですね。
そこに台湾勢も加わったりして、西部攻略の拠点として四川の陣取り合戦は激しいようです。
それにしても、こういうところに茶産国である我らが日本が絡んで行けてないのは、ちょっと残念な気もしますねぇ。

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