中国茶とダイエットというのは、中国茶にあまり関心が無い層を取り込むためのキーワードとして使われています。
実際に効果はあるようなのですが、誤解も色々あるようで。
喝茶减肥效果存在四大误区
http://news.t0001.com/2012/0418/article_142258.html
記事によれば、お茶のダイエットに関する研究は無数にあるとしており、
・毎日8gの烏龍茶を摂取した肥満者の過半数に体重の効果が見られた。
・毎日2杯の高濃度茶カテキン入りのお茶を3ヶ月飲んだ肥満男性の体重、ウエスト、脂肪率が低下した。
・緑茶と紅茶の抽出物から得られるある有効成分が、食物に含まれる脂肪吸収を減らし、脂肪酸の酸化分解を促進し、脂肪合成酵素の活性を抑える。
などが、紹介されています。
その上で、お茶のダイエット効果に関して4つの誤解があるとも言っています。
1.高級なお茶ほどダイエット効果が高い
お茶のダイエット効果に寄与する物質はポリフェノール類と茶黄素、カフェイン・テオフェリンであり、これらの含有率の多い茶葉を選ぶべき。これは値段とは関係がない。
2.薄いお茶を飲んだ方がダイエット効果がある
研究によるとダイエット効果をもたらすお茶ポリフェノールの1日の摂取量は90~690mgの間にあり、2,3杯の薄いお茶を飲んでも効果がないとのこと。
3.短期間でも効果がある
お茶によってダイエット効果を得るためには、長く続けることが必要。止めたらすぐにリバウンドするとのこと。
4.夜にお茶を飲むと、睡眠が浅くなり痩せる
睡眠不足はかえって肥満を引き起こすので、朝と午後に飲む用にし、夕方5時以降には飲まない方が良い、とのこと。
また、記事ではダイエット効果が必要のない人は、薄いお茶を飲むべきとも言っています。カフェイン量が増えることは、決して身体にとって良いことではない、と。
目的に合わせた飲み方に気をつける必要がありそうです。