湖北省咸寧市通山県楊芳林郷で生産されている瑶山紅茶の製造技術が湖北省の無形文化遺産になったそうです。
瑶山红茶制作技艺入选湖北省级非遗
日前,湖北省政府公布的第五批省级非物质文化遗产代表性项目名录中,通山县杨芳林乡瑶山红茶制作技艺榜上有名,成为全省传统技艺类非物质文化遗产。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201609/00005411.html
先日、湖北省政府が発表した第5回省級無形文化遺産代表性プロジェクトのリストの中に、通山県楊芳林郷の瑶山紅茶製造技術の名前があり、省の伝統技術類の無形文化遺産となりました。
取材によると、楊芳林郷の茶の栽培は1300年近い歴史があるとのことです。瑶山紅茶は地名からその名がつけられ、伝説では西王母がかつてここに遊びに来たと伝えられています(場所は楊芳林の西北3里のところで、現在の暁泉村にあたります)。清の道光年間には、イギリス、日本、アメリカ、フランス、ドイツ、ロシア、イタリア、ポルトガルなどの8つの国の商人が相次いでこの地へやって来て、茶荘を経営しました。主要な品目は三界尖雲霧茶、瑶山紅茶、楊芳毛尖、青茶、花茶、楊芳緑茶、龍井のようなお茶、碧螺春などで、その中でも、三界尖雲霧茶、瑶山紅茶、楊芳毛尖、楊芳緑茶が主力でした。全盛期には、年に紅茶7000箱を生産していました。1915年、”瑶山紅茶”はパナマ国際茶葉品評会で金賞を獲得しました。
楊芳林郷の農副産品協会の責任者は、今後は、楊芳林郷の資源をあつめて、より大きく強い竹林風生態園紅茶園をつくり、全力で”茶の郷”の経済を振興していきますと述べました。
あまり耳馴染みの無いお茶かもしれませんが、湖北省の紅茶である宜紅の産地の1つで、パナマ万博の受賞茶の1つでもあるお茶のようです。湖北や湖南には、こうした”中国国内でもあまり知られてはいないが、実は世界的には有名だったお茶”というのが結構あります。