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プーアル茶市場、二極分化が顕著に

プーアル茶の市場動向についての記事がありました。

普洱茶市场“两极分化”成常态 价差可达600倍

古树茶标价最高达2万元人民币一公斤,普通的台地茶每公斤价格才30元至200元不等。这是记者28日在第十一届云南普洱茶国际博览交易会上看到的行情。随着消费市场、消费方式的变化,普洱茶市场“两极分化”已成常态。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/news/tea_info/201607/00005098.html

古樹茶の価格は最高1kg2万元に達し、一般の台地茶は1kg30元~200元まで様々です。これは28日、第11回中国雲南普洱茶国際博覧交易会で見た業界の状況です。消費市場や消費方式の変化によって、プーアル茶市場では”二極分化”が既に常態になっています。

第11回中国雲南普洱茶国際博覧交易会は当日、昆明で開幕し、全国各地から400社あまりの企業とマレーシア、ミャンマー、タイなどの国と台湾地区から数百名の業者が参加しました。これは”プーアル茶取引のNo.1の博覧会”と称され、全盛期と比べると少し活気は落ちましたが、それでもより多くの独立ブランドが現在の博覧会には出ていて、プーアル茶の価格は”半分は燃え上がり、半分は海水のように落ち着く”という状況が見えました。

取材してみると、古樹茶の価格は1kg3000元から2万元まで様々でした。しかし、台地茶に関しては、たとえ生態、有機プーアル茶であっても、1kgあたりの価格は30~200元程度でした。古樹茶と台地茶の価格差は600倍にもなります。

「プーアル茶は昔から国内外で有名でした。しかし、時間の経過に従い、プーアル茶の消費市場、価格、方法はいずれも変化しました」と昆明市茶葉業界協会会長の劉益成氏は分析します。ここ数年、プーアル茶の”山頭”、”古樹”の概念が発掘されてから、プーアル茶の市場は”二極分化”し始めました。山の名前をつけた古樹純料で作られたプーアル茶と一般のプーアル茶の価格差はどんどん大きくなっています。古樹茶についていえば、元々の班章、冰島を除いても、現在は薄荷塘のようなより多くの古樹茶の価値が発掘され、価格はずっと高値を更新しています。

「これはある面ではプーアル茶の愛好家がどんどん専門化していき、粗探しが進んできているということもありますが、中には不当に値をつり上げる者もいます。しかし、これはプーアル茶と茶農家にとっては、決して悪いことではありません」。昆明の茶商・余世剛氏は、今のようにプーアル茶市場がどんどん細分化していくと、市場はさらに成熟したものになり、茶農家の古茶樹の保護意識もまた強くなると見ています。

「”山頭主義”、”天価普洱”はプーアル茶の未来ではありません。プーアル茶は”飲める骨董”とも言われますが、しかし味わって飲むことがプーアル茶の第一の属性なのです。」雲南省茶葉流通協会副会長の丁雲国氏は、プーアル茶市場はあまりに二極分化が進むのは良いことでは無くて、人々が買うことができ、美味しいお茶こそがプーアル茶の発展の正しい道だと考えています。

「しかし、数年前と比べると、高級古樹茶であっても一般のお茶であっても、プーアル茶の収蔵と消費はもっと理性的になっています」と劉益成氏は考えています。今のプーアル茶はもはや以前の”黄金が豆腐になって、豆腐が黄金になる”という混乱した局面ではなくて、市場のバブルはあらかた取り除かれていて、比較的分かりやすく、より品質を追求する市場が残されました。彼によると、班章、冰島、昔帰などの高級プーアル古樹茶もまた、ベースは飲用を前提とした消費型の収蔵になっていて、価格を“神棚”にあげた投機的な収蔵では無くなっています。

丁雲国氏は、プーアル茶市場の二極化現象に対し、行政部門はより優れた市場環境を作り、優れた製品を助けるようにしていき、同時に値段のつり上げを終結させ、プーアル茶の投資を本来あるべき所へ回帰させるべきだと提案しています。

 

何でもそうかもしれませんが、結局のところは、よく分からない人が良いものを買おうとする場合には産地の名称(山の名前、いわゆる”山頭”)か”古樹”という記号的なキーワードでモノを探すしかないので、これらの製品に注意が集中するので、価格が不当につり上がるという傾向があります。
本来の飲用価値というものがきちんと分かるようになっていくと、こうした二極分化は徐々に収束していくのだろうと思いますが、また新たな参入者が増えると、やはり記号的なものを欲するので、結局はこの傾向はしばらく続くのかもしれません。

 

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