大暑を過ぎ、1年でもっとも暑いとされる”三伏”の時期に入りました。
福建省福州ではジャスミンの花の最盛期とジャスミン茶の製茶の最盛期を迎えているのですが、今年はあまりに暑すぎて、人手の問題が大きくクローズアップされているようです。 福州茶企采茉莉“伏花”制茶 日薪两三百元难请工人
大暑已过,福州进入一年中最热的时间,茉莉“伏花”怒放,茉莉花茶企业也迎来了生产的高峰期,近期各个茶企都在加大马力用最好的花料生产最正宗的福州茉莉花茶。不过,因为天气太热,虽然薪酬较高,但采花的工人比较难请。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201607/00005075.html
大暑を過ぎ、福州は1年でもっとも暑い時期に入り、ジャスミンの”伏花”は満開になって、ジャスミン茶の会社は生産のピークの時期を迎えています。最近、各茶葉会社は本物の福州ジャスミン茶を作るために最高の原料花の調達に力を入れています。しかし、天候があまりに暑すぎるために、給料は割に高いにもかかわらず、花摘みの労働者は雇うのが難しくなっています。
<高級なジャスミン茶は中秋前後に発売>
”荒茶は明前がもっとも良く、ジャスミンは三伏が良い”とされ、高級ジャスミン茶の香り付けは今がその時期です。福建満堂香公司総経理の林偉氏は、ここのところ福州はずっと高温が続いていて、今年の”伏花”のジャスミン茶は例年よりも半月早く発売できるかもしれないと言います。
林偉氏は、福州のジャスミンの摘み取り時期は5月から10月で、三伏の時期のジャスミンの花はもっとも香りが良く、ジャスミン茶に香り付けするには最高の材料で、各茶葉会社は”氷砂糖のような甘さ”のジャスミン茶を作るために、残業をして生産に励まなければなりません。”伏花”の品質は良く、価格もまた高くて、5月から6月の”雨花”は500gの価格が3~5元ですが、”伏花”は500gにつき20元あまりします。
「ジャスミンの花を摘むのには晴れた天気である必要があって、摘む時間は一日のうちでもっとも暑い、12時から午後4時迄で、この時期の花はもっともふっくらしています。」と閩候一ジャスミン園の技術員は言います。ジャスミンの花を開かせるために、園地の日中の気温は30度から35度でなければなりません。
福建敖峰閩榕茶業公司の董事長・王徳星氏は、中低級のジャスミン茶は既に少量発売されていて、高級製品はもう少し待つ必要があると言います。今年の”伏花”の品質は特に高く、中高級のジャスミン茶は少なくとも”四窨一提”が必要で、現在のところは既に二窨か三窨まで行っていて、高級茶は最も早くて中秋前後に発売できる見込みです。
<日給、2~300元でも、花摘みの労働者を集めにくい>
「花摘みの時期は雨が怖いのですが、幸い、この前の台風もジャスミンの産地への影響は小さかったです」とある茶葉会社の責任者は言います。現在、福州のジャスミン産地は主に倉山、福清、長楽、閩候などで、中には数百畝にもなる園地もあり、”伏花”の摘み取り時期には100名近い花摘み人を雇う必要があります。
「花摘みは一日のうちでもっとも暑い時期なので、給料が割に高いとはいえ、労働者を集めるのは簡単ではありません」と王徳星氏は言います。彼らのジャスミン園では”伏花”の摘み取りに数百名の労働者を雇う必要があり、摘んだ花の量によって報酬が計算されますが、日給は少なくとも2~300元になります。しかし、高温の下での作業は非常に辛く、福州の地元の人は少なくて、多くは他の省からの労働者です。ジャスミンの花の時期の長短によりますが、労働者はジャスミン園で半年前後、花摘みをします。
林偉氏は、「三伏の時期のジャスミンは摘みとれる時間に限りがあり、一部の園地では人手が足りなくなると、夏休みに入った子供たちも手伝わなければなりません。現在、一部の大きな茶葉会社はジャスミンの花の摘み取りの機械化を考えていて、これによってコストを低減させるつもりです」
茶摘みも過酷な作業ですが、ジャスミンの花摘みもそれ以上に過酷な労働のようです。
花摘みの機械化も避けられない状況なのかもしれません。