今年は三公消費の制限などから、高級茶の相場が崩れ、全般的に値落ち傾向にある中国の茶葉。
ですが最近、注目度が増している感のある白茶に限って言えば、市場の動向は堅調なようです。
福鼎白茶销量出现逆势增长态势
今年福鼎白茶春茶销量、价格“涨声”一片,福鼎白茶品牌的力量已经在发力。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0708/article_159109.html
今年、福鼎白茶の春茶の販売量と価格は”値上がり”一辺倒で、福鼎白茶のブランド力が既に発揮されているかのようです。
調べによると、今年の福鼎大毫茶の原料茶価格は例年よりも高く、最高時には芽茶で1kgあたり102元に達しました。「市場の反応から見ると、白茶は急速な発展期に入ったとみるべきだ」と専門家は分析しています。今年に入ってから、全国の春茶原料が軒並み下落局面にある中で、白茶の生産量と販売量は逆行高となっています。
統計によると、2013年福鼎全市の春茶の生産金額は57180万元に達し、昨年同期の生産金額と比べると30%あまりも伸びています。同様に、標準的な摘み方をされた原料茶の価格は35%の伸びとなっています。茶農家の収入の伸びは明らかになっており、茶業が発展していくことへの見通しも、また明るいものになっています。
「ここ数年、白茶の成長の勢いは大変急速で、他のお茶などは並ぶべくもありません」と専門家は捉えています。福鼎白茶の普及度合いが強まるにつれ、より多くの人が福鼎白茶を知り、白茶業界へ転身を図っています。東北で20年近くも店を営んでいた人は、昨年、白茶の世界に身を投じました。彼は、現在長春市内に数十軒の白茶販売店を持つようになったそうです。こうしたことは、彼が白茶事業についての希望を見せてくれているようです。
ブランドの力の他に、福鼎白茶の保健機能があり、これも消費者に広く受け入れられているようです。私が市場に行ってみて分かったのは、3年かそれ以上になる老白茶は、売れないことを心配する必要が無いということです。「今は、基本的に老白茶は売れないことを心配する必要は無く、むしろどこで老白茶を売ってもらえるところを見つけるかだ」とある白茶の販売店は、話してくれました。
医療保健業界で20年になる人が注目したのは、まさに老白茶の保健養生効果です。彼は福鼎の人ではありませんが、白茶の中に商機を見いだし、「全ての身を白茶業界の発展に捧げる」と決めて、転身しました。
彼によると、福鼎では多くの家庭で、老白茶を胃腸を調節するための健康飲料として飲んでいるそうです。現代医学による実験や分析をおこなったところ、白茶には美容にも良い効果があることがわかっており、「これは現代人の消費の需要に適う」と言っています。このようなことが、福鼎白茶はよく売れ、価格が良い原因なのだと分かりました。
白茶が伸びている理由として、老白茶の存在もあります。
プーアル茶や安化黒茶と同様に、「寝かせておけば、値上がりする」というのは、今の中国の世相を反映したブームの法則なのかもしれません。