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上海のホワイトカラーの8割以上にアフタヌーンティーの習慣

上海といえば、中国の中でも国際化の著しい都市ですが、そのホワイトカラーを対象としたアフタヌーンティーの調査が行われ、8割以上の人にその習慣があることが分かりました。

上海超八成白领有下午茶习惯 平均消费约26元

超过86.4%的上海白领有“下午茶”或者“下午吃点什么”的习惯,平均花费约26元。最新公布的一份“上海白领午茶报告”显示,徐汇白领的下午茶花费最高,人均32.55元;淮海商区白领的午茶时间最短,人均5分钟。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201504/00000854.html

86.4%を超える上海のホワイトカラーに”アフタヌーンティー”あるいは”午後に何かを食べる”習慣があり、平均約26元を消費しているそうです。最新の”上海ホワイトカラーアフタヌーンティー報告”では、徐匯区のホワイトカラーの消費額が最高で、1人当たり32.55元で、淮海地区のホワイトカラーのティータイム時間が最も短く、平均5分だったとのことです。

「私たちの会社では、毎週火曜日の午後2時半に会社のハイティータイムがありますが、参加する人はほとんどいません」と、ケリーセンターで働く呉さんは言います。彼女の会社では昨年からアフタヌーンティーの福利厚生を始めていて、毎週火曜日に従業員は自由にケーキやミルクティー、果物などをとることができ、1時間ほど楽しむことが出来ます。しかし、アフタヌーンティーを取ることは自分の手が空いていることにもなってしまうので、従業員たちはあまり参加しようとはせず、あるいはいくつか飲み物を取って、すぐに場を後にします。

調査によると、淮海商圏ではホワイトカラーのいる6割の会社では、アフタヌーンティーのサービスがありますが、午後の休憩やアフタヌーンティーを取る人の数は僅かに10%しかいません。しかし、徐家匯商圏では、36%の人が週に1,2回は外へお茶をしに行ったり、外で売っているお茶を買ってアフタヌーンティーをする習慣があり、平均消費金額は32.55元です。陸家嘴商圏では、ベジタリアンフードのアフタヌーンティーが流行っており、21%の会社ではアフタヌーンティーのサービスだけで無く、フィットネスのサービスもあります。張江園区はIT企業が多く、ハイテクが主導しており、会社の専門部署が作った内部のアフタヌーンティーアプリがあり、参加度を高めています。

地域性や職種などによって浸透度は違いますが、会社が福利厚生の一環として、軽食などを用意していることが多いようです。今のところは、この消費額も社内食堂的なところで使われている会社の経費によるものでしょうが、こうした習慣が外に出て行ったときには大きな市場になるのかもしれません。

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