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祁門紅茶の茶摘み、公式に開始

祁門県のメディアによると、祁門紅茶の茶摘みが公式に始まったようです。

 

3月30日、我が県の祁門紅茶が正式に開園し、茶摘みを開始しました。

歴口鎮の茶園では、一面に活き活きとした緑が溢れ、茶樹が一畝、また一畝と折り重なるように連なっている茶園が見渡す限りに広がっていて、茶農家たちが茶園の至るところにいます。
彼らは頭に日除けの帽子を被り、手と指は茶樹の上でひらひらと踊るようで、新しい葉を一枚一枚積んでは茶籠の中に入れ、うっとりさせるような清らかな香りを放っていました。

「我が家には十畝ほどの茶園がありますが、最近は天気も良くて、茶葉の生長もまずまずで、産量は例年よりも多くなる見込みで、価格も悪くありません」と歴口鎮西塘村の茶農家である程丹さんは言います。

お茶のシーズンになると、国内外の多くの茶商がその名を慕って我が県にやって来て、現地で我が県の環境が良いことと祁門紅茶の長い文化に感銘を受け、今年の祁門紅茶を買い付けていきます。

「祁門紅茶は中国でも非常に高い名声があり、全世界のお茶愛好家からの好評と尊敬を集めています。私は祁門にやって来ることで、私たちの友好がより堅固なものになり、芳しい一杯の祁門紅茶のように、私たちがそれぞれ友人としてどこにいてもこのようなお茶の独自性を感じられるようにしたいと思っています」とロシアの茶商であるターニャさんは言います。

「黄山に来ることが出来て、そして中国紅茶の郷である祁門に来ることが出来て、本当に嬉しいです。ここは景色が美しく、まさに春真っ只中で、とても魅力的です。祁門紅茶は世界でも有名で、特に祁門紅茶の香りの高さは私を夢中にさせます。是非みなさんに黄山に来て、良い景色とお茶を味わって欲しいです」とロシアのモスクワ・セルゲイ・ティーカンパニーの董事長であるムスキスラフスキー・セルゲイ・パリソヴィッチさんは言います。

我が県には現在茶園が19万畝あり、今年の茶葉の第一次産業産出額は10.4億元、茶葉総合産出額は68億元以上、農民の1年の一人あたり平均の茶葉収入は7200元を超えると推計されています。

「昨年の天気が比較的良く、降水量も十分なので、今年の茶葉の生産における潜在力はかなりあります。2月には低温と雨や雪の天候の影響を受けたのですが、お茶シーズン全体の産量、産出額は引き続き増加が見込まれていて、茶葉の品質はある程度、向上すると見込まれています」と祁門県祁紅産業発展センター副主任の耿其明さんは言います。

祁門紅茶が生まれたのは1875年で、優れた地理的な位置と気候条件によって祁門紅茶は、花や果物、蜜に似た”祁門香”があり、その外形の条索は締まっていて細く、鋒苗は美しく、金毫がはっきりしていて、色は艶のある黒です。これらによって祁門紅茶の美名は遠くにまで及び、国内だけでなく国際市場でも非常に有名であり、”群芳最”と”茶中英豪”と称えられており、世界三大高香紅茶のトップに列せられています。
祁門紅茶の独特の品質は、多くの企業を引きつけており、祁門紅茶はテクノロジー、スポーツなどのような多くの広い領域で提携が行われることで、祁門紅茶の付加価値を高め、産業チェーンを伸ばしています。

「私たちが研究で発見したことですが、中国には沢山のお茶がある中で、紅茶は緑茶、白茶あるいはその他の種類のお茶よりも、たとえば抗酸化やシワの予防、美白の効果がより強いということが分かっています。今後は、私たちは祁門紅茶の研究から開発された化粧品に応用できる商品を、発酵技術などの研究をさらに進めることで、発酵後の祁門紅茶の効果をさらに良く、安定したものにしたいと思います」と韓後産品開発及研発の責任者である黄沢婷さんは言います。

2023年、祁門紅茶は中国地理標志農産品の高評価茶葉類のトップ10に、紅茶で唯一ランクインしています。2023年中国茶葉区域公用ブランド価値評価の中で、祁門紅茶の公用ブランド価値は42.32億元にまで上昇し、数年連続で全国で最も帯動力のあるブランドに列せられています。

 

祁門紅茶の製茶も始まったようです。
もっとも仕上げに時間のかかるお茶なので、新茶が出回るのは少し先になりそうです。

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