江蘇省の名茶・碧螺春の発売見込みと産地の様子がまとまっている記事がありました。
碧螺春首批茶叶将在3月下旬上市
前一阶段,苏城雨雪天气多,不少爱茶的市民都在担心,这茶树能禁得住这多变的气候吗?今年的春茶会不会受影响呢?记者采访获悉,由于当时茶叶还未爆芽,因此这场雪对茶叶生长不仅没有影响,反而还能提高春茶的品质。若没有后期倒春寒的影响,首批茶叶将在3月下旬上市。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0227/article_167320.html
この前まで、蘇州では雨や雪の天気が多く、多くのお茶好きの市民が心配をしています。茶樹はこのような変わりやすい気候に耐えられるのでしょうか?今年の春茶には影響は無いのでしょうか?取材をしてみて分かったのは、当時はまだ芽が出ておらず、そのため今回の雪は茶の成長に対しては何ら影響を与えるものでは無く、かえって春茶の品質を高めることになるということです。もし、今後、寒の戻りなどの影響が無ければ、一番茶は3月下旬には発売されるでしょう。
<雨や雪は春茶の品質を高める>
「茶は天任せとは言いますが、最近の雨や雪の天気は茶苗の成長には影響を与えません。また茶樹を守るために温める措置も要りません。なぜならまだ茶樹は芽吹いていないからです」 西山縹渺峰のふもとにある金庭鎮楊巷の茶農家・呉さんはそう言います。今は立春を過ぎたといえども、今回の雪は春雪に属し、実際の気温はまだ春に入った条件には達していません。雪が降ることは越冬していた病虫害を減らすことになるので、病虫害が少なければ、茶葉の品質にとってはメリットがあります。
呉さんの話によると、西山のほとんどの家はどこも碧螺春を植えています。計算してみると、数千畝の茶園があり、具体的にはどのくらいか分かりませんが、数万株は下らないと思います。彼らの家は祖先から代々茶農家です。雪が降った後の次の日、茶園に行ってみると、何も問題は無く、芽はまだ出ていませんでした。
呉さんと同じように、地元の経験のある茶農家たちは揃って、雨や雪は影響は無く、春茶の品質を高める、と言います。
「より寒くなって、また雪が降れば、茶の芽は出てきません」縹渺村に住む曹さんは、天気がまた暖かくなれば、茶樹の芽吹くスピードはとても速いので、今年の最初の碧螺春は3月25日前後に発売され、これが一番早い明前茶になると見込んでいます。清明節を過ぎれば、価値が下がって草のようなもので、茶摘みの季節は4月末まで続きます。
地元の多くの茶農家と同様に、曹さんの家も、十数畝の茶園があり、年産十数斤のお茶をつくります。彼はまた、現在西山にはここにある原生の碧螺春の茶苗を除けば、もう一つは導入された茶苗で、こちらも碧螺春と呼ぶけれども、成長はとても早く、茶摘みの時期は地元の碧螺春より10日前後早いと言います。味はどちらが本物か分からないが、しかし2月末や3月上旬に大々的に売り出される、いわゆる”碧螺春”は、ほとんどが四川省や浙江省の茶葉で作ったなりすましのお茶か、よその土地の茶葉です。
話によると、正常な年であれば、一般的な西山の茶樹は3月20日前後に発芽し早い年では3月はじめには芽吹くこともあります。しかし、この時期に霜、雨と雪が洗われると、茶樹にとっては災害となります。新芽は簡単に凍って枯れてしまい、産量に影響するだけで無く、品質にも影響します。
<茶摘み人のコストは最高値を更新>
春茶の茶摘みが始まるまでまだ1ヶ月前後の時間がありますが、茶摘みには1つの難問があります。呉さんが言うには、西山の碧螺春はどれも茶農家が自分で作って自分で販売しており、彼らはよその土地から買い付けにやってくる茶商たちには売りません。「茶商たちはただ茶葉の数量だけを気にして、価格を安くしようとします」と言います。碧螺春の立派の看板を守るためです。彼らは毎年、一家総出で細心の注意を払って、1枚1枚の葉っぱを摘み、手作りにこだわっています。しかし、芽が一度出始めてしまうと、天気が良い場合は早く摘まねばなりません。そうしないとすぐに老化してしまいます。そのため、毎年彼らは茶摘み人たちを雇わねばなりません。
呉さんの話で分かったことは、碧螺春の茶摘みの基準は厳格で、労働としては負担が重く、また非常に短期間の茶の季節に大量の茶摘み人を備えなければならないということです。しかし、この手の仕事は地元の人が従事したがりません。なぜならあまりに短期間の仕事であるからで、よその土地の人々を招くのも難しいです。
「ここ数年、茶摘み人の工賃の値上がりは本当にひどくて、平均すると1年で500元上がっており、茶の価格はそこまで上がっておらず、工賃のコストが増しています」と呉さんは言います。現在、彼の持つ茶園では毎年、茶摘み人を数人雇う必要がありますが、茶摘み人は主に安徽省や江蘇省北部から探してきます。茶摘み人は朝から晩まで働いて、一日も仕事をすると腰や背中が痛くなります。そのため、若い人はこのような季節的な労働で、しかも重労働な茶摘み人になりがたりません。昨年、彼が連れてきた茶摘み人の工賃は1日当たり100元で、1ヶ月では3000元が要り、さらに食事と宿泊も必要です。これでもなお、働き手を探すのは難しいのです。
呉さんは、今年の求人はさらに難しいといい、昨年の茶摘み人に電話をしてみると、賃金の上乗せを要求され、1人1日当たり20元を加えなければならず、1ヶ月ではさらに600元も必要です。
<春茶の価格は上がらない見込みです>
以前は春茶の消費のうち、3割前後を公務による消費が占めていました。しかし、昨年、三公消費を禁ずる政策の影響を受け、全ての茶葉会社は事業の転換を迫られ、製品の種類を拡大するとともに、製品の価格を見直すことになりました。
「実のところ、西山の茶農家は自分たちで作って自分たちで売るを主力にしているので、例年の販売状況であれば、基本的には売れない心配をする必要はありませんでした。しかし、昨年から上手く行かなくなってきました」と呉さんはため息をついて言います。昨年から、茶葉の価格はずっと下がっていて、細かく選別をしていった最高の碧螺春でも1斤1200~1500元にしかなりません。昨年であれば同様の品質のものは2000~2500元で売れたのに、です。
呉さんは、昨年の茶葉価格の下落は6割ほどで、今年は人件費は上がっているので、もしまた値下がりしたら、損害は大きくなると言います。高級な茶葉は量が少ないので、企業などでは一定の需要があり、そのため価格も初期のものについてはあまり大きくは下がりません。100元以内の低級茶は少し値上がりするかもしれません。なぜなら、一般の市場では消費量に追いついていないからです。しかし、中級のお茶は理想的なものには届かないでしょう。なぜなら、市場の転換によって最も影響を受けた分野だからです。
取材中に気づいたのは、西山の何軒かの茶葉メーカーの春茶の定価のうち、翠竹、毫茶、白茶のうちの高級な有機茶の価格は昨年と比較して変化が無いことです。翠竹と毫茶は1斤1680元、白茶は1斤1980元でした。しかし、翠竹と毫茶のうち無公害茶の価格は昨年の1斤1680元から1180元に下落していました。このほか、蘇州市の鳳凰街と干将路の何軒かの茶葉専門店を取材してみると、今の一般の消費者の紅茶消費熱が高まるにつれ、紅茶の販売量が大きく増えていることです。干将路にある六義春の女主人の話によると、昨年から紅茶が特に喜ばれるようになってきていて、碧螺春紅茶は彼女の店では売り切れになってしまったそうです。普通の十数種の祁門紅茶が最も喜ばれており、価格は200~300元の祁門紅茶が例年と比べて良く出ているそうです。しかし、高級な金駿眉紅茶は普通は400元は必要で、高級な数千元のものはごく少数の古い馴染みの客だけが飲むそうです。
値段の下落から売り上げは大きく伸びない一方で、茶摘み人の不足・賃金の高騰からコストは上昇する。これに茶農家は頭を悩ませているようです。