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清代の黒磚茶、105万元で落札。今後の老茶市場の動向は?

広州の茶葉博覧会で行われたオークションで、清代の黒磚茶が105万元で落札されたそうです。

百年黑砖茶拍出105万 行家提醒茶收藏有风险

一块距今百年有余的清代老茶“官商裕兴重砖茶”经过多轮竞价,最终以105万元成交!5月31日,在广州春季茶博会举办的一场茶主题拍卖会上,该砖茶从50万元起拍价开始,经过每次5万元的多轮激烈竞价举牌,最后价高者得。记者从主办方之一的环球茶拍公司获悉,该场茶拍卖会主要拍卖出官商裕兴重砖茶、老班章七子饼、英红名茶等为代表的老茶,总成交额为逾180万元。记者获悉,在茶收藏领域里,除了普洱收藏热外,近年来藏家们还悄然兴起收藏黑茶、红茶、白茶、岩茶等品类的老茶。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201506/00001527.html

今から百年あまり前の清代の老茶”官商裕興重磚茶”は何度もの価格の競り合いののち、最終的に105万元で取引されました!5月31日、広州春季茶博覧会で開催された茶のオークション会場で、この磚茶は50万元からオークションが始まり、毎回5万元の熾烈な価格競争ののち、最も高い価格の人の手に渡りました。
主催者の一つである、環球茶拍公司へ取材したところ、この茶オークション会は主に官商裕興重磚茶、老班章七子餅、英紅茗茶などを代表とした老茶を主に扱うもので、総取引額は180万元を超えたといいます。茶のコレクションの領域は、プーアル茶のコレクションブームの他、最近ではコレクターたちが黒茶、紅茶、白茶、岩茶などの品種を老茶として集めるようになってきているようです。

 

<現場の様子:老茶オークションの取引額は180万元を超える>

5月31日、広州春季茶博覧会で開催されたお茶のオークションでは、主にコレクターや企業が提供した、珍しい年代物の老茶が主に出品され、その種類はプーアル茶、岩茶、黒茶、紅茶、烏龍茶、白茶などで、60品あまりの選び抜かれた老茶と珍しい老茶具が揃いました。主催者の1つの広州華友拍売公司への取材によると、最終的な取引額は180万元あまりだったそうです。聞くところによると、広東華友拍売行有限公司、武夷山環球茶業拍売服務有限公司の共催による、中国で初めての珍しい老茶をテーマとした大型オークション会だったそうです。

この特別イベントでの”茶王”は、今から百年あまり前の清代の老茶”官商裕興重磚茶”で、取引金額は105万元でした。取材によると、このお茶は黒茶に属し、明清民国の時期は、茶商が取り扱い量を増やし、磚茶が作られ、涇陽茯磚茶が誕生した時期で、最盛期を迎え始めたころでした。茶商たちもどんどん多くの業者が出て来ていて、その中でも、裕興重などは最も名のある茶商でした。この法外な値段の黒磚茶は、陝西省涇陽県産で、重さは3kgです。裕興重茶荘は、明代に創業し、清の同治年間に最盛期を迎え、その規模と影響力は、当時86軒あった涇陽茯磚茶の茶荘の中でもトップでした。

オークションの専門家は、涇陽茯磚茶の歴史は古く、きわめて名が通っており、「涇陽茯磚茶は、涇陽の人が、涇陽の気候で、涇陽の伝統的な製造技法で作ったものでなければならない」と言われるように、涇陽茯磚茶は歴史的な意義があるだけでなく、コレクション価値があり、このため、この裕興重茯磚茶は、このような価格になる気持ちや道理も分かります、と指摘します。

オークション会では、もう1つ海湾茶業老同志が工場を建ててから最初(2004年)の老班章七子餅も1920元からオークションが始まり、39回の入札を経て、4万元で落札され、150%の値上がりとなりました。聞くところによると、この班章七子餅茶は、海湾茶業老同志が工場を建ててから最初の班章七子餅で、代表的な青餅であるのと同時に、コレクションする価値と意義のあるものでした。

広東の特色あるお茶もこのオークション会で際立っていました。韶関市産の雪花岩古樹杏仁香紅茶は9000元で落札され、値上がり幅は3倍近くになります。広東省農業科学院飲用植物研究所が初めて開発した老樹金英紅茶も6000元で落札され、値上がり幅は8割を超えました。1986,1987年に省の優良製品となった烏龍茶シリーズのセットは4万元で落札され、値上がり率は300%でした。

しかし、今回のオークション会でも流れてしまったものもあります。たとえば、”官商李信昌”の茯磚茶は40万元から始まり、何度もの入札で65万元まで行きましたが、最終的には最低落札価格に達せず、取引が成立しませんでした。1955年の”柯羅牌”康磚茶は、四川省雅安市産ですが、最終的には最低落札価格に達せず、取引が成立しませんでした。その参考価格は25万元にもなりました。

このオークション会では、一部には最低落札価格の無い公益オークションもあり、普陀、五台、峨眉、九華の四大菩薩道場の和尚たちが参加し、その場で一幅の書を加えたものは最終的には25000元で落札されました。

 

<情勢:茶のコレクションは新たに黒茶、白茶、岩茶も>

業界内で取材を行ったところ、ここ2年ほどの茶のコレクター市場は、多くの人がよく知っているプーアル茶のコレクションブーム以外に、鉄観音、白茶、安化黒茶、大紅袍、岩茶、金駿眉などが相次いで、コレクター投資の注目株となっていきました。その中でも、黒茶(プーアル茶を除く)のコレクションブームの過熱ぶりは際立っています。

「私の周りでも、元々はプーアル茶のコレクターだった友人が、この2年ほどで黒茶や白茶のコレクターに転身しました。私自身は毎年、固定的にコレクションをしており、長期保有しているものはまだ20~30万元あります」と6月5日、広州の安化黒茶のコレクターである余さんは言いました。現在、黒茶の毎年の値上がり幅は20~30%で、一部の種類の値上がり幅はより大きくなっています。
「2007年に出荷されたある黒茶を例にとると、出荷当時は1件(7斤)で200元あまりだったものが、現在の市場価格は4000元は必要で、8年の間に20倍になりました。株式投資に比べれば、リスクは株式よりも低いです」と、前述のコレクター余さんは言います。彼はここ何年も安化のメーカーに行ってお茶探しをしており、1995、1996年に生産された辺銷茶は、当時、1件(1000g)でわずか十数元でしたが、現在では既に1件2000元にまで値上がりしています。

昨年、余さんはコレクターから、安化黒茶の某ブランドの販売店に転身し、二、三百万元を商品に投資して、黒茶を売りながらコレクションをしており、「売れなかったものは自分のコレクションにします。中には珍しい種類のものもあり、大体20~30万元分は長期保有をします」と言います。
ある専門家によると、その販売店になっている某ブランドの安化黒茶は、地元では有名なブランドで、今では六、七十年にもなる黒茶生産の歴史があります。より多くの顧客にこの会社のブランド茶をコレクションしてもらうために、この会社では毎年新しく売り出す新茶は全て価格調整をしており、毎年の価格調整の幅は約20%にしていて、さらにこの会社ではお茶の買い取りサービスを提供しており、この会社が購入したブランド茶をコレクター仲間がもし欲しいと言えば、この会社の販売店を通じて売ることができ、その買い上げ価格は茶の年代や品質、市場価格などを総合的に参考にするそうです。

国内でも有名な東莞茶倉では、多くの人が黒茶や白茶などのお茶をコレクションしています。”東莞茶倉”のコレクターの1人である蔡金華氏は、コレクションの一部は黒茶ですが、彼によれば、黒茶には付加価値があり、現在の黒茶は比較的安定していて、最も大事なのは、黒茶のスタート地点が高くなかったことで、価格の起伏もあまり大きくなく、比較的安定した価格があります。「私はプーアル茶と六堡茶を集めていますが、現時点で見ると、黒茶の六堡茶はコレクションの値上がり余地がより大きいと思います。というのも、これらのお茶の価格はあまり高くないので、このようなことであれば将来の値上がり余地がより大きく残されているからです。プーアル茶はスタート地点が高かったので、現在では少し下落してしまっています」。
彼が明かした話によると、黒茶はどれも20%前後の値上がり余地があり、「六堡茶の市場が徐々に盛り上がってきているのですが、実際には六堡茶は広西チワン族自治区で長い歴史があり、現在六堡茶のスタート地点は低く、1kgで数十元なので、今から毎年、人件費、物価が上昇してくれば、将来はより値上がりの余地があるといえます」と言います。

報道によると、2005年、ある陝西省の茶商が保存していた、1953年に湖南省白沙渓茶廠が生産した一かごの天尖黒茶は、専門家の評価によって、価値は48万元に達しました。2011年、第5回中国茶博覧会では、オリンピック記念版”千両茶”湖南天尖黒茶に200万元の法外な値段がつき、謎の買い手が買っていきました。2013年6月、西安茶博覧会では、1953年の湖南天尖黒茶一かごの表示価格は1000万元でした。

業界の専門家によると、現在、日増しに黒茶のコレクション熱は高まっており、コレクターたちは主に湖南の安化黒茶、広西チワン族自治区の六堡茶、四川省の蔵茶と雲南プーアル茶をコレクションしており、プーアル茶が何度も価格の吊り上げにあった以外は、その他の3種の黒茶のコレクションブームは起きてからまだ数年です。「黒茶は後発酵茶に属し、保存期限が無いといえ、黒茶は他のお茶に比べて特に保存が利き、さらに味や茶の質、水色などが時間の推移によって絶え間なく変化していくので、良い黒茶はその価値を保存する時間が長ければ長いほど、価値が高まっていくのです。1983年の千両茶を例にとると、現在の市場価格は既に68万元になっていて、なかなか買うことができません」

実際、黒茶以外にも白茶、福建岩茶などもコレクターのオークション市場では、侮れない”身分”になっています。以前、環球茶拍公司が組織したある老茶の特別招待会を例に取ると、1980年の武夷山産の正山小種紅茶、一箱約24kgは、このお茶が工場から出荷されたままのパッケージで、今日までに既に35年の歴史があることから、茶業界内の専門家はこのお茶の1kgあたりの価格は1万元以上と推計されています。もう1つ、錫の缶に入った武夷岩茶”肉桂王”は、生産年度は2000年で、内容量は250gですが、推定価格は9万元前後で、これは1g360元前後に相当します。ある福建政和の老白茶は、3つの小さな缶のセットで、市場での推定価格は18万元から60万元にまでなります。

 

<観点:理性的に新しい茶のコレクション品に対応するべきです>

「現在、黒茶、白茶甚だしきに至っては岩茶にもコレクションブームが起きていますが、実際はそれらはプーアル茶の路線を走っています」と、広東省のある業界に詳しい専門家は言います。これらのお茶はどれもプーアル茶のコレクションのモデル通りに動いており、一部の茶商、茶葉会社そして地域の業界機関などを排除していません。これらの地域のお茶が、地元からよその土地へ売り出され、販売を拡大し、市場のシェアを拡大する一つのマーケティング活動とするために、コレクション茶の値上がりの激しさが、より多くのお茶を購入しようという人々の動機に繋がります。そしてこの茶の普及、成長の過程の中で、一部の遊休資本を呼び込み、その資金の助けの元、コレクションブームがさらに加熱していきます。

それならば、現在の黒茶、白茶、さらには岩茶のコレクションブームは、遊休資本の価格吊り上げによって、あの年、プーアル茶が法外な値段にまで吊り上げられて、ついには崩壊したようなことが起こるのでしょうか?これについて、上述の専門家は否定的な意見を持っています。この専門家によると、プーアル茶のような値段のつり上げにはならないと思います。1つには、”戒め”があって、ここ数年のプーアル茶のコレクション投資市場は暴騰して、バブルが弾けて、価格は”ジェットコースター”のような動きを見せたことは、業界内では大変良く分かっているので、茶葉会社、茶商、コレクターはプーアル茶の悲劇が再び起こることをしたくはなくて、現在のコレクターや業界は比較的理性的だといえます。2つ目には、プーアル茶と違い、現在徐々に加熱している、黒茶、白茶さらには岩茶は、ニッチなお茶に属し、市場の認知度や普及度合いはプーアル茶ほど広くは無いですし、さらに「プーアル茶は香港、マカオ、台湾で数十年のコレクション文化と基礎があったのに対し、現在の新興のコレクション茶のコレクションの歴史はより短く、そのために吊り上げには合わないのです」と言います。

しかし、前述の専門家は皆さんに対し、黒茶、白茶さらには岩茶への投資とコレクションにはリスクがあり、もし理性的にコレクションをし、自分の身の丈に合った量のコレクションを行うのなら良いのですが、ここ数年のプーアル茶投資・コレクションのような投機の心理を持ってしまうと、リスクはとても大きくなります。「プーアル茶は市場では、長年にわたるコレクションの基礎があり、コレクター市場も相対的に成熟しています。一方、ここ数年で頭角を現しつつある新しいコレクション茶は、良いコレクションの仕組みがまだ無く、きちんとしたゲームのルールができていないですし、同じように語ることはできないのです」と注意を呼びかけています。

 

非常に長いですが、現在のお茶への投資ブームの正体を見た気のする記事です。
それぞれの色々な思惑が絡み合い、バブルが生まれているようですね。

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