先日開催された第2回茶業大会では、海外の専門家も多く招かれ、そこで中国茶はコーヒーの脅威に警戒すべきであると警鐘を鳴らしていたそうです。
外国专家:中国茶要警惕咖啡威胁
9月19-20日,由中国农业国际合作促进会茶产业委员会主办的第二届茶业大会在中国农业科学院举办。多位海外专家提醒,中国茶要重视来自咖啡的威胁。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201509/00002782.html
9月19~20日、中国農業国際協力促進会茶産業委員会が主催した、第2回茶業大会が中国農業科学院で開催されました。多くの海外の専門家は、中国茶はコーヒーからの脅威をもっと重視すべきだと、注意を呼びかけました。
「中国は喫茶大国とはいえ、ここ数年はコーヒーの消費量が急速に伸びており、毎年15%は伸びています。韓国も同様で、韓国は過去数年で、毎年のコーヒーの消費量の増加は19.2%に達しています。コーヒーの主要消費者層は20~30代の若者です。」韓国茶葉学会副会長の柳良錫氏は、データを見せながら、中国の飲料品市場におけるコーヒーの盛んな勢いを指摘しました。
オーストラリアティーマスターズ協会のCEOであるSharyn Jonhnston氏は、「現在消費者の消費姿勢は変わってきていて、消費者層が若年化するにつれて、コーヒーが茶に取って代わっており、彼らの最も好む飲料になっています。コーヒー市場の茶に対する影響は極めて大きく、特にアジアにおいては、若者は茶を一種、”過去のもの”と見なす傾向があります」と指摘しています。
柳良錫氏は、彼の研究によれば、茶とコーヒーの販売量の増加には負の相関があると指摘します。コーヒーの消費量が急速に増えると、韓国の2009年以降の茶の販売量の増加は緩やかに下降線をたどりました。もし、この対応を積極的にしなければ、中国の茶葉市場の未来はおそらく困難に陥るだろう、と述べました。
来賓たちは同時に、これについての対応について提案も行いました。
Sharyn Jonhnston氏は、私たちに良い現象を順番に伝えました。西洋世界では茶に対する興味がコーヒーを上回っているそうです。今年、アメリカ茶葉協会(Tea Association of the USA)が行った調査によると、全米の茶葉販売量は20年連続で増えており、スーパーマーケットの年間の販売総額は22億米ドルを超えており、茶の消費は10年連続で10%の伸びを記録しているそうです。アメリカの農務省の統計によると、全米の喫茶量は上昇しており、コーヒーの消費量は減っています。このため、国際化が中国茶の1つの成長の方向性になるかもしれない、としています。もう1つは茶に関する教育を強化することが極めて重要だとしました。
台湾茶学会副理事長の邱国雄氏は、コーヒーは急速に市場を占めることができているのは、主にその優れたパッケージとロマンチックな雰囲気が若者の消費者層に合っているためです、と指摘します。伝統的な茶もまたそのようにすることができ、スターバックスと似たようなファッショナブルな茶館やロマンチックな喫茶の雰囲気、簡潔で時代に合ったパッケージや淹れ方など、現代の若い人が好む方法を取り入れることもできるだろうとしています。
同様に柳良錫会長は、中国で同業者による茶に関する文化イベントを行って、若い人たちの茶の消費量を増やすことを提案しています。茶の製品が多いことを少し工夫して、豊富な製品の種類とスタイルを若者の消費者層が好むようなものにすることです。さらにSNSなどのメディアやモバイルを利用して、若者を引きつけるのも有効でしょう、と述べました。
コーヒーにあって、お茶に無い部分をきちんと分析し、お茶自体の見せ方を変えていくことは絶対的に必要なことになりそうです。
道徳的に急須を使わないのはけしからん、のような言い方では、どんどん若年層が離れるだけなので、若い人たち自身が新しい楽しみ方を発信していくことも大切でしょうね。