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メーカーと販売店の運命共同体で生産能力過剰を乗り切る

「产能过剩(生産能力の過剰)」というのが中国の景気悪化の代名詞となっています。
特に雲南省ではそれが顕著で、メーカーは代理店を集めて、一致団結して運命共同体となって、この難局を乗り切ろう、と呼びかけているようです。

云南茶叶产能过剩 厂商构建命运共同体

日前,龙园号茶企召开中秋茶话会,以“全面创新、共建共赢”为题,为到场的37家省内经销商打气助力,在当前云茶产能过剩形势下,抱团取暖,携手构建厂商命运共同体。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201509/00002818.html

先日、龍園号茶葉会社が中秋茶話会を開催しました。”全面創新、共建共赢”をテーマにし、会場に集まった37軒の省内の代理店とともに力を合わせて、現在の雲南茶の生産能力過剰の中で、団結して手を携え、メーカーと販売店の運命共同体を作り上げようと気勢を上げました。

2014年下半期から今に至るまで、雲南普洱茶の市場では、供給が需要よりも多いという状況になっており、いくつもの中小の茶葉会社は廃業に追い込まれました。雲南省の茶担当者である王立派氏は、今年の雲南の茶の栽培面積、摘採量、そして生産量はいずれも昨年の同時期を超えています。当面の統計では、1~8月に限っても、普洱茶の栽培面積は600万畝に達し、5月30日迄の春茶の産量に限っても、昨年の同時期よりも11%増加しており、その生産量の伸びる余地は巨大です。

産量が急増する一方、生産能力の過剰は市場の不況を招きます。

雲南省茶葉流通協会副会長であり雲南省茶葉商会副会長、龍園茶業副董事長の李朝康氏は、昨年の後半から、茶葉市場は徐々に低迷するようになり、プーアル茶の原料価格も下落するようになり、多くの茶葉会社と茶商たちはより大きな圧力に晒されるようになりました。「これは再度の市場の調整で、2016年春には普洱茶市場はまた新たな調整になりそうで、2017年から少しずつ回復していくだろう」と彼は言います。

「数年前から、龍園号は変革モデルを提示し、龍園茶業の現時点での成長目標は、中国普洱茶産業におけるリーディングブランドをつくろうというものであり、このために全面的な刷新と共存共栄体制をつくり、メーカーと販売店の運命共同体の構築を積極的に行うことで、販売店のマーケティング力に力を注ぐことで、ともに”龍園号”のブランドを新しい段階に作り変えていくのです」と李朝康氏は言います。龍園号はこのために現在の市場環境下においても、成長を持続しており、これは主に伝統的な卸売と旅行産業によってもたらされたもので、さらに龍園号ではずっと庶民が飲めるようなお茶を打ち出してきているので、販売量についても影響を受けることがありませんでした。

 

このメーカーは、比較的庶民価格のお茶を主力に切り替え、代理店と良好な関係になっていたことで、卸売需要が確保できたのと観光客向けの販売に力を入れて、成長を実現しているようです。
市況が悪い中でも伸びる会社は伸びるので、まさに経営力が問われるのが、現在の局面と言えそうです。

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