浙江省紹興市では、茶文化を学校で伝えるというプロジェクトが始まったようです。
浙江绍兴“茶文化进校园”活动正式启动
昨天是我市第二个“全民饮茶日”,由市茶文化研究会、市教育局和市农业局等主办的2015年绍兴市“全民饮茶日”活动启动暨“绍兴市学校茶文化与健康联盟”成立仪式,在浙江农业商贸职业学院举行,标志着我市“茶文化进校园”活动正式启动。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201504/00000948.html
昨日は我が市の2回目の”全民飲茶日”で、紹興市茶文化研究会、紹興市教育局と紹興市農業局などが主催した2015年紹興市”全民飲茶日”プロジェクトの始動と”紹興市学校茶文化と健康連盟”の設立式が浙江農業商業貿易職業学院で開催されました。これは紹興市が”茶文化を学校に”のプロジェクトが正式に始動したことを意味しています。
取材によると、紹興市学校茶文化と健康連盟の設立メンバーは、大学、中学校、小学校22校で、市内の各地域をカバーしています。これらの学校では、教師と学生に茶文化と科学的な喫茶知識を普及し、職員と学生の心身の健康を増進し、校内の調和を進めるものです。また茶文化と健康に関する研究を進め、指導と学術情報交流を進めます。さらに積極的に学校のある地域の茶文化活動に参加します。連盟の発起学校は、連盟会議を構成し、各区や県(市)の茶文化研究機関の事務局の責任者などを招いて、プロジェクト指導委員会を組織します。
「茶にはポリフェノール、アミノ酸、アルカロイドと芳香物質など多くの栄養成分があり、人体にある過剰なフリーラジカルを取り除き、抗酸化、免疫力を高め、ガンの発生を予防し、”三高(訳注:高血圧、高脂血症、高血糖)”を下げるなどの保健機能があります。”茶を学校で飲むこと”は、学生の健康を促進します」と浙江大学茶学部の主任で、浙江省の学校茶文化と健康連盟の副主席である、屠幼英教授は言います。「茶文化は、農学、医学、歴史学、経済学など多くの学科が交わるという特徴もあり、茶文化を学校へ広めていくことは、学生の知識を豊富にする上でも大変意義のあることです」。
中国の場合、茶の需要拡大というのが急務でもあるので、こうした学校での茶の教育にも積極的に乗り出してきているようです。文化を広めるにはまずは教育現場から、というところでしょうか。