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茶摘み人の高齢化。将来のお茶は誰が摘むのか

中国でも茶摘み人の高齢化が問題となっています。

采茶工老龄化 未来的茶叶谁来采?

①白光栄おばあさんは今年62歳で、茶摘み歴は既に20年あまりになります。彼女によると、徐州の実家はお茶を摘むところではありませんが、ここ数年はずっと南方の大きな茶処を奔走しています。しかし、年齢を重ねるに従い、茶摘みの効率は以前のようではなくなってきました。

②白光栄さんとその他の茶摘みのおばあさんたちは同様に、日の出から働き、日が没すると休みます。お昼は慌ただしくご飯を食べ、すぐに畑に戻って茶摘みをします。製茶の季節はずっと大変で、彼女たちは大変な苦労をしていて、中には長時間腰をかがめているので、これが持病になってしまった人もいます。

③70歳の呉佩蘭さんも茶摘みおばあさんの1人です。毎日、早朝7時には彼女は畑に向かい、暗くなったら畑を離れます。彼女は安徽省の出身で、何年ぐらい茶を摘んでいるのかは分からないほどです。彼女によると、今のお嬢さんたちは、もはやこのようなことはしたがらない、と言います。

④茶摘みをしている近くの作業場では、茶摘みのおばあさんたちが摘み取ったばかりの茶を風で乾燥させていて、新しい新茶がまもなく誕生します。

 


⑤正午と夕方には、はかりのところには茶摘みおばあさんたちの行列ができ、彼女たちは1つ1つの籠の中の生葉をはかりにかけます。摘んだ茶葉の品質と斤量で、彼女たちの収入が決まります。

⑥茶園を遠くから眺めてみると、果てしなく広がっています。常州市金壇区の多くの有名なお茶は、この茶園で生産され、緑茶だけでなく紅茶もあります。

金壇方麓茶場では、取材で訪問したときには、茶摘みの女性たちは多くは60歳前後でした。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201606/00004746.html

徐州出身の白光栄さんは20年あまり茶摘み人をやっていて、既に60歳を越えました。彼女によると、一度雨が降ると、仕事はできなくなります。これらのお茶は毎日成長していて、茶摘みが良くなければ、上手に完成させることはできません、と言います。彼女によれば、茶摘みは目の素早さと手の速さ、さらに注意深さが必要だといいます。しかし、彼女たちはこのように年を重ねたおばあさんたちなので、目がかすんで、毎日の茶摘み量はどんどん少なくなっています。

70歳の呉佩蘭おばあさんは、「若いころは、歌を歌いながらお茶を摘むこともできていましたが、今は他の人とおしゃべりをするのがせいぜいです」と言います。今では、茶摘みをやろうと思ってくる若い女性は本当に僅かで、大変なことです。百メートルの範囲内に、比較的若い茶摘みの女性は指折り数えられるほどでした。

方麓茶場の責任者の話によると、この茶場は雀舌が主で、ほかに茅山青峰、白茶と紅茶もあります。天候が原因で、今年の産量は少し減っていますが、茶摘み人についていえば、依然として辛く、体力的にも厳しい作業なので、現在の若い人たちはやろうとしない、といいます。

この責任者は、将来お茶を誰が摘むのかは、本当に解決の難しい問題です、と話していました。

 

消費者の立場だと、なんとなく、「お茶は手摘みが良い」「機械摘みなんて・・・」というのですが、実際の現場はこのような人たちの重労働によって支えられています。
経済原則的に言えば、労働に見合うだけの対価が得られる(給料が良い)か労働負荷を軽減する(機械摘みなどに切り替える)しか方法はありません。
中国は一人っ子政策の影響で、これから急激に高齢化が進んで行くので、非常に厳しい局面にあると言えます。

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