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日本茶、海外での宣伝を強化

海外で日本がどう報道されているのかを見ると、そこから彼らの抱える問題意識が見えてくることがあります。
日本が海外で日本茶の宣伝を積極化しているという中国の記事をご紹介します。

日本海外宣传欲增强本土茶叶竞争力

《日本经济新闻》近日刊文称,日本正越来越广泛地向海外宣传日本茶。在相关出口国市场上,日本茶在海外的品牌影响力较弱,与中国产的茶叶形成了激烈的竞争。为此,日本希望能够通过相关宣传活动来提升日本茶的品牌实力,从而扩大出口,同时还要推广还包括茶叶与日本文化的渊源。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0425/article_169588.html

日本経済新聞によると、日本はだんだん海外での日本茶の宣伝を広げて行っています。輸出市場において、日本茶は海外ブランドよりも影響力が小さく、中国産茶葉と激烈な競争を演じています。
このため、日本は様々な宣伝活動を通じて日本茶のブランドの実力を高め、輸出を拡大し、同時に茶葉と日本文化の源を広めようとしています。

日本茶と茶文化の振興を目的に組織された団体である日本茶業中央会は2015年、イタリアで開催される”ミラノ世界博覧会”で日本茶を宣伝する準備を行っています。そのとき、日本茶と他の産地の緑茶の区別と、保健機能、そして茶会などの茶文化に関連した内容を説明するでしょう。
日本茶業中央会はまた会場内に簡単な茶室を設置することを考えており、来場者に日本茶の淹れ方を教えることを検討しています。
これと同時に、茶文化を熟知した日本の研究者に、イタリアのヴェネツィア大学で日本語を学ぶ学生とともにシンポジウムを開催する予定です。このとき、日本国内の日本茶文化をよく知る有識者を招いて講演を行うことにしています。

日本の静岡市に本部のある日本茶輸出組合は今年11月に台湾の茶業団体向けに試飲会を開催する予定で、そのさい抹茶を原料にしたお菓子を紹介する計画です。またお菓子の専門家を招いて、飲み物以外の茶の用途を紹介します。

日本茶輸出組合は10年前から台湾で日本茶の淹れ方を教え始めています。聞くところによると、直近の淹れ方教室では、定員(30名)を倍以上上回る人が参加の申込をしたそうです。この組合は、これ以前にもロシアなどの国で淹れ方教室を開催しています。

日本茶の栽培と販売に従事している茨城県境町の野口徳太郎商店は、”茶点師(茶ティシエ)”を専門に育成する協会を今年設立する準備を進めています。”茶点師(茶ティシエ)”とは、主にお茶を用いて料理や飲み物を考案し製作する専門スタッフのことを指します。
”茶点師(茶ティシエ)”は各地でお茶を使った独創的な料理教室を開催したりお茶の飲み方を教える教室を開く予定です。野口徳太郎商店の野口富太郎社長は、これは”新しい茶文化の創造”という趣旨で行われるもので、5年以内にタイ、ヨーロッパなどの海外でも協会を設立したい、と話しています。

日本では、お中元とお歳暮が主要なギフトシーズンとなっており、お茶を贈る習慣は日に日に廃れてきており、日本茶の単価は下がり続けています。JA(日本全国農業協同組合連合会)静岡経済連合会の調査によると、2013年日本の荒茶の販売単価は1kg1294円で、前年比で下落幅は2%を超え、10年前と比べると30%も下がりました。

日本国内での販売低迷があることから、生産者は海外の買い手の動向を知ることに力を入れています。2013年日本の緑茶の輸出量は2942トンで、前年比で25%伸びており、5年前と比べると73%伸びています。

しかし、海外市場では中国で生産された茶葉があちこちで見受けられます。日本料理店の中であっても、中国で生産された茶葉が使われている状況です。

日本茶を熟知する静岡文化芸術大学校長の熊倉功夫氏は、こう指摘します。
「日本茶は日本料理の中でも切り離せない部分です。昨年日本料理は世界無形文化遺産に登録されました。これを契機として、日本は世界に向けて日本茶を宣伝する機会が増えていくでしょう」

 

中国から見ると、日本の国内市場が行き詰まっているので、海外に目を転じている、というふうに捉えられているような気がしますね。

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