中国のお茶の世界を語る上で欠かせないのが「標準」です。
「標準」には国家標準、産業標準、地方標準、企業標準など、さまざまなものがあります。
そのうち最低限の基準を定めていることの多いのが「国家標準」であり、このベースの上に、さまざまな標準が形成されています。
そんな、基礎にも当たる国家標準ですが、烏龍茶の国家標準が改正され、6月22日より実施されるようです。
两项乌龙茶国家标准将于6月22日起实施
近日,国家标准化管理委员会2013年第27号国家标准公告,批准发布了《乌龙茶 第1部分:基本要求》和《乌龙茶 第2部分:铁观音》等两项国家标准,并于2014年6月22日起实施。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0203/article_166352.html
最近、国家標準化管理委員会の2013年第27号国家標準公告は、「烏龍茶 第1部:基本要求」と「烏龍茶 第2部:鉄観音」の2つの国家標準を承認して公布し、2014年6月22日から実施するとしました。
聞くところによると、この2つの国家標準は泉州市安渓県にある国家茶葉検査センターが中心となって起草し、完成したものです。2つの国家標準が公布され施行されることにより、烏龍茶製品の官能基準や理化基準と品質安全基準が統一されるだけで無く、烏龍茶の標準規格体系が整備されることになり、さらに国内のほとんどの地域の烏龍茶企業が、国家標準の無い中での生産を行っている現状を解決し、烏龍茶産業の市場の秩序をつくり、烏龍茶産業の持続的な発展を実現するのに大変重要な意義があります。
今まで「烏龍茶」を定義する国家標準が無かったのですが、これで”烏龍茶とは何か。どのような基準で生産されるべきか”という基準ができることになります。
ホンモノ、ニセモノの定義をする拠り所が、きちんとできるわけです。
公布された国家標準の詳細な内容が気になるところですね。