チベットのラサにある”革命茶館”が記事になっていましたので、ご紹介します。
西藏独具特色的“革命茶馆”
“革命茶馆”,据说是西藏四大茶馆之一,属藏式甜茶馆。也许是名字的缘故,这家茶馆透露出了浓郁的怀旧气息,又让人很好识记,总之,“革命茶馆”就这样出了名。更因为茶馆里的甜茶、藏式面条口感独特,很多人在“革命茶馆”里吃过喝过之后还想再来,于是它的名气越来越大。许多人从较远的地方开车来到“革命茶馆”,只为品尝一下茶馆里的甜茶和藏式面条的美味。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0117/article_165928.html
”革命茶館”は、曰くチベット4大茶館の1つでチベット式の甜茶館です。その名前のためか、この茶館には昔の息づかいが濃厚に現れていて、人によく憶えられています。要するに、”革命茶館”は有名になったのです。更に、この茶館の甜茶(訳注:チベット式のミルクティー。チャンガーモ)、チベット式の麺の味わいは独特で、多くの人が”革命茶館”出たべたり飲んだりすると、また来たいと思うようになり、これによって人気はどんどん高くなりました。多くの人々が、ただこの茶館の甜茶とチベット式麺の美味しさを味わうためだけに、遠くの地方から車で”革命茶館”にやってくるのです。
”革命茶館”の主人は阿米さんといい、彼女の経営するこの茶館はラサの茶館の中で規模の大きな店の一つで、全部で3階建ての店で、階の上も下もテーブルでいっぱいです。茶館に入ってみると、人々はぎっしりと長いベンチの上に座り、人の声もあちこちから沸き立ち、昔の大食堂に入ったかのような感覚を受けます。
普布さんは、”革命茶館”の”古くからの”馴染みのお客さんで、彼は茶館の特色ある料理に賛辞を惜しみません。彼が特に言うのはこのようなことです。「”革命茶館”の甜茶の味とミルクティーの味は近くて、香りも甘さもありながら、爽やかで滑らかです。チベット式の麺の上に散りばめられている肉に緑のネギのみじん切り。そこに牛骨を丁寧に煮込んだスープを加えることで、麺の味が本当に美味しくなる。もしそれでも粗探しをするのならば、麺が少し歯に粘りつくことで、これは麺にグルテンの量が少ないことから来るもので、これは本当のチベット式の麺の特色です」
麺を食べ終わると、器を持ち上げて、何口かスープを飲み、普布さんは唇を拭き、満足そうに、得意げな様子を見せました。
”革命茶館”は現在、ラサに3つの支店を持ちます。49歳の阿米さんと弟が江蘇路の体育場西側に開いたのが本店です。体育場の東側にあるのは、阿米さんのお姉さんが開いたものです。西の方の税関ビルの近くにあるのは、阿米さんのもう一人のお姉さんが開いたものです。
阿米さんには兄弟が5人おり、彼らはラサで生まれ育った回族の人です。1982年、一家総出で茶館の商売を初めて、現在に至るまで20年あまりの時間がありました。ほんの数年前まで、”革命茶館”には看板もなく、建物もとても古くて、建物の中は厨房の煙で真っ黒に燻されていました。しかし、これがかえって多くの人が喜ぶことになったのです。多くのラサ市民の記憶の中には、彼らが小さかった頃から飲み始めたここの甜茶や、ここのチベット式の麺、友達とこの茶館でお茶を飲んだことがあり、そこで会話を重ねることが、多くの人々の生活の一部になったのです。いつも甜茶館にいて、一緒にずっと話し続けた人が往々にして最も良い友達になるもので、このようにして一つの市井の文化となりました。
阿米さんによると、彼女は21歳の時から両親が自分で開いた家庭の仕事場で働いていました。結婚後、阿米さんは自分で1軒の甜茶館を開きました。彼女の見方によれば、利益が多いか少ないかは彼女にとって最も重要なことでは無くて、味こそが最も重要なのです。甜茶とチベット式の麺の原料を選ぶ際には、阿米さんは色々なことを考えました。白砂糖は広西のものではいけなくて、紅茶は昆明のものでなくてはならず、チベット式の麺の牛肉は全て厳選されたヤクの肉でなければなりません。原材料へのこだわりが、あるいは”革命茶館”の今の商売に火を付けた一つの主要な原因かもしれません。
普通の看板もない1軒の小さな茶館が、今では老舗の茶館となり、”革命茶館”の成長は大きく、改革開放以後の古都・ラサの発展の変遷を記録し、時代の足跡も記録しています。さらに阿米さんの大家族の一家もまた、共産党の良い政策と自身の頑張りによって、富を得ていった創業ストーリーも記録しています。
歳月は過ぎても、”革命茶館”のストーリーは依然として書き続けられます。もう少し年月が経てば、彼女たちは、ラサの一つの美しい伝説になるのかもしれません。
掲載されたのは天津の地元紙なので、若干政府寄りに脚色をされているところはありますが、ラサで地元の人に愛されているお店のようです。
チベット=バター茶の印象が強いですが、地元民は甜茶(ミルクティー)も多く飲むというのは、あまり知られていないですね。