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中国茶の品質安全問題の8割は残留農薬

中国茶の品質問題は、中国国内でも問題となっていますが、その原因の8割は残留農薬の問題であると、専門家は見ているようです。

 

茶叶质量安全问题八成源自农药残留

2013年中国茶叶博览会23日在山东济南举行,中国工程院院士陈宗懋在此间表示,中国茶叶的质量安全问题80%是因为农药残留超标。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/1024/article_162923.html
2013年中国茶葉博覧会は23日山東省の済南で開催され、中国工程院院士の陳宗懋氏は、中国茶の品質安全問題の80%は農薬の残留基準超えであると発表しました。

2013年中国茶葉博覧会の茶産業トップフォーラムの席上において、陳宗懋氏は食品安全、特に茶葉の品質安全問題について触れました。陳宗懋氏によると、中国茶の品質安全問題の80%は農薬残留において発生していると、述べました。茶葉の中の残留農薬は慢性的な毒性を引き起こすだけ無く、急性中毒を起こす可能性もあり、特に児童への危険性は大きいと話しています。

陳宗懋氏の話によると、茶葉中の農薬残留許容量(MRL)は20年ごとに1数量級(10倍)ずつ低下しています。基準はどんどん厳しくなっていますが、中国のお茶の農薬残留量は明らかに減ってきており、氏の話によると、中国の輸出茶葉のうち、農薬残留量の基準超えに関する問題が出る確率は、1980年代の82%から現在は5%前後にまで低下しています。

中国の茶産業の現状について、陳宗懋氏は中国の茶産業は持続可能な発展をしていますが、依然として生産能力の過剰という問題があると指摘しています。中国茶の単位面積あたりの生産量は高くありませんが、栽培面積の拡大があまりにも速いので、総生産量が総消費量(国内消費と輸出)に比べて高くなっています。陳宗懋氏は、中国の茶産業は生産量過剰な状態を抑制してレベルアップを図るべきで、数量の増加から質の上昇へ舵を切るべきであると、認識しています。

 

中国茶の安全問題は、日本でも度々話題になりますが、残留農薬が一番の問題であることに変わりは無いようです。
といっても、茶葉生産の担い手が徐々に個人から企業へ転換していく中で、品質管理に力を入れるメーカーが育ってきており、今後は改善が見られそうです。
今後は各地方政府が血眼になって邁進してきた増産による供給過剰の問題が、中国茶業界を苦しめることになりそうですね。

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