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中国人の喫茶習慣と温性の緑茶

たくさんの種類がある中国茶。
中国の人たちはさぞかし色々なお茶を楽しんでいるんだろう・・・と思うかもしれませんが、実際は違うようです。
かなり宣伝っぽい記事ですが、端々に見える中国の喫茶習慣をお読み下さい。

 

“养生”热潮下中国唯一温性茶将“走火”

日前,北京的老朋友问我是不是还喝着老家的工夫红茶,因为这个问题的提出本身是对我喝茶习惯的不了解,当然也有中国人喝茶的习惯是喝本地茶,中国有20多个省份产茶,各地都有历史文化名茶,喝老家茶应该是大众化的饮茶习惯了。我的办公室里有很多品种的茶叶,因为我是关注茶叶的非茶叶行业人士,中国六大茶类外加一些诸如虫茶、药茶等都有一些,我也就不会痴迷于某种茶叶,但多种茶叶轮着喝的同时,我一定每天喝一杯蒙顶山绿茶,这就是我的喝茶习惯。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0220/article_157644.html

 

この記事は筆者が「実家の工夫紅茶を飲んでも大丈夫か?」と聞かれたところから、中国人の喫茶習慣について、自分の経験を含めて話をしています。

それによると、基本的に中国人の喫茶習慣は地元のお茶を飲む、というものだとしています。
中国では20あまりの省でお茶が作られており、各地で歴史と文化に育まれた名茶があり、地元のお茶を飲むというのが一般的な喫茶習慣になっています。

筆者の事務所には色々な種類のお茶があるそうですが、これはお茶に興味の無い人に勧める時のもので、六大分類茶の他にも虫のお茶や薬草茶などもあるそうです。
ただ、どれか一つのお茶に夢中になると言うことはないそうで、色々なお茶を飲むけれども、同時に毎日1杯の蒙頂山の緑茶を飲むのだとか。
これが筆者の喫茶習慣だと言います。

 

蒙頂山の緑茶を飲むようになったのは偶然だといいます。
ネットの知り合いである、四川省の茶葉会社のトップが贈ってくれた”蒙頂山のお茶詰め合わせ”の中に、蒙頂山の緑茶、紅茶と黄茶などが入っていたそうです。
ギフトの外観は(筆者の住んでいる)福建省のもののような豪華さには欠けますが、実用性を重視した包装だったそうです。このときはあまり蒙頂山のお茶に関心はありませんでした。

のちに浙江省の友人を訪ねた時、蒙頂山のお茶を一緒に飲んだのですが、関心を持ったのはこのときとのこと。
友人が「長く蒙頂山の緑茶を飲んでいる。たくさんお茶を飲むのだが、このお茶は胃を痛めない。蒙頂山の緑茶はこういう長期飲用には良いみたいだ」という話を聞いたのだとか。

それから、福建に戻ってもらったギフトを味わい、そのあとネットショップで蒙頂山のお茶を買うようになったそうで、それと同時に知り合いにも勧めるようになったのだとか。
元々は、「温性」のお茶は発酵したお茶のことだと思っていて、全国各地に「温性」のお茶があると思っていたのですが、「本草綱目」の記述を知ると、薬性はこのような区分ではないことがわかりました。
李時珍は蒙頂山のお茶とその他の地方のお茶を分けていたのが、その証拠でしょう。

 

中国では各地で、地元のお茶を愛飲していますが、その中でもっとも飲まれる習慣があるのは疑いなく緑茶でしょう。
大きめのコップに茶葉をひとつかみ入れ、お湯を注げばそれで一杯の緑茶になります。
このようなお茶の飲み方が中国ではもっとも普及しており、南方のいくつかの省で行われている工夫茶の淹れ方は、北の方の地方ではあまり受け入れられていません。
中国で緑茶が広く受け入れられているのは、科学的な合理性があります。
世界保健機構が推奨する「人類十大健康食品」と「人類六大健康飲料」の中で、緑茶は一番に挙げられています。
その資料では、同様に喫茶を好む日本人は、小学生に上がる頃からお茶を飲み始め、毎日、家長が子供に一杯の緑茶を飲ませてから学校に行かせるそうです。長く緑茶を飲む習慣があるので、日本人の健康状況は非常に良くなっており、日本では40歳以下のガン患者はほとんどいないそうです。

 

筆者が蒙頂山のお茶を飲むようになってから数ヶ月後、たくさんお茶を飲んでも、胃のあたりの不快感が出てこないことに気づきました。
このようなことは今まで無かったことなので、興味を持ってその根拠をネットで調べてみました。

すると、蒙頂山のお茶について、李時珍の「本草綱目」の中には、蒙頂山のお茶について、こんな記述があるとのことです。
「本来の茶の性は寒。ただ雅州蒙頂山は温であり病を取り去る・・・」
このように蒙頂山のお茶は中国で唯一の温性のお茶であり、並ぶもののない効能があるようです。

現在医学の蒙頂山の緑茶に対する研究では、蒙頂山の緑茶を常飲していると、健康に良い効果があるとしています。
全国茶葉研究所の化学の専門家が分析したことによると、蒙頂山茶には茶ポリフェノールやアミノ酸、可溶性の糖類、ビタミンなどが豊富に含まれているそうです。
第3回の食道ガン予防学術論文集の中には、蒙頂山の緑茶は食道ガンの予防に明らかな効果があると認められるとしています。

暑い夏の間は、蒙頂山の緑茶は夏を涼しく過ごすための良い飲みものになりますし、寒い冬の日には、蒙頂山のお茶の温性が冬の寒さの感覚を無くしてくれます。
蒙頂山茶には茶葉の中の天然物質が85%以上保持されており、これらはガンの予防や抗ガン、殺菌、消炎などの効果があり、他のお茶の及ぶところではありません。
だからこそ、暑い日に蒙頂山の緑茶を飲むと、自然と心が安まり、暑さを取り去ってくれます。

このような蒙頂山緑茶の特徴があるので、蒙頂山の茶葉会社の社長は、「蒙頂山緑茶には気力を増す効果があり、ノンカロリーの天然の健康飲料なのです。人々が健康に気を遣う今の社会では、蒙頂山茶は中国で唯一無二の温性茶として、必ずより多くの消費者の方に喜んでもらえると思います」と思っているそうです。

 

えー、蒙頂山のお茶の強烈な「ステマ」っぽい内容の記事ですが、これも中国らしさと敢えて訳しました(^^;)
これを読むと、中国の人たちの喫茶事情が何となく分かる気がします。
それにしても、日本には既にそんな習慣は・・・(以下略)

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