最近、お茶の博物館を建設する動きが強まっていますが、福州市もジャスミン茶の博物館を建設する意向を示しているようです。
福州市拟建设茉莉花茶文化博物馆
27日,记者从有关部门获悉,福州市农业局出台加快发展福州茉莉花茶产业的意见,继续补助新植的茉莉花园,拟建设福州茉莉花茶文化博物馆。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0129/article_166275.html
27日、関係部署の話によると、福州市農業局は福州のジャスミン茶産業の発展を加速するための提言を発表し、新たなジャスミンの花畑を作る際の補助を継続することと福州茉莉花茶文化博物館の建設を予定していることを表明しました。
聞くところによると、2013年福州のジャスミンの栽培と一連の茶文化は、農業部による第1回中国重要農業文化遺産に選ばれ、既に世界農業文化遺産への申請準備を進めています。
今年、市政府が提出した世界重要農業文化遺産申請のための任務では、栽培面積の拡大を要求するとともに、生産地の品質を向上させることや、毎年新しく開発するジャスミン畑への継続的な補助を続け、その標準は1畝あたり1500元よりも低くならないことを提示しています。さらに条件が整えば、福州茉莉花茶文化博物館の建設を行うこととしています。また、福建省の地方標準である「地理標志製品福州茉莉花茶」に基づき、毎年、定期的もしくは不定期の市場検査活動を行い、ニセモノや品質の劣る製品を良く見せかける行為を厳しく取り締まり、検査結果は地元の機関とメディアを通じて発表し、市場を浄化して、福州茉莉花茶の市場での名声を高めることとしています。
記事中にある世界重要農業文化遺産というのは、いわゆる世界農業遺産のことで、日本でも、昨年、静岡の伝統的な茶草場農法が登録されています。
中国の場合、この手の認証や認定で箔を付けたがる傾向もあるので、今後、各茶産地で農業遺産申請に向けての動きが活発になりそうです。