外交部が主導した福建省のプロモーションイベントが7月5日に開催され、福建のお茶もかなり力を入れて紹介されたようです。
福建省は長い歴史のあるお茶の生産の盛んな省で、茶葉の産量は全国首位にあります。福建の武夷岩茶、安渓鉄観音、福州茉莉花茶、福鼎白茶などは、全てかなり有名です。
17世紀半ばから20世紀の初めユーラシア大陸を貫く”万里茶道”は、東の起点は福建の茶産地である武夷山で、西はロシアのサンクトペテルブルグに至り、全長は13000kmあまりありました。
7月5日、外交部の福建世界プロモーションイベントが外交部の南楼で開催されました。福建省の無形文化遺産展示エリアには、一幅の”万里茶道”の動く図が展示され、水が軽やかに流れ、船に揺られ、駱駝が歩き、炊煙も立ちのぼる様も見られました。
福建の茶藝師がこの空間で伝統の烏龍茶茶藝を表演し、国内外のゲストに鉄観音と大紅袍茶を届けていました。お茶の香りが立ちこめ、”茶道”はずっと続きます。不思議な”東方樹葉”は時空を越え、昔も今も伝わっています。
中国の外交の舞台でも優れた文化の一つとして茶文化を強烈に推してくることが増えているようです。