中国茶ファンのためのデータベース&ニュース

  1. 産地情報
  2. 72 view

日除け棚は景観のために撤去されていた

杭州の干ばつはようやく落ち着いてきた模様ですが、そもそも、何でこんなに干ばつに?という反省が行われているようです。
元々、日除け棚があったそうなのですが、それが撤去されたのは土地柄だったようで・・・

 

杭州西湖景区拆除部分遮阳棚维护茶园景致

茶葉研究所所長による被害状況調査

杭州双峰村早前拆除了部分茶园遮阳棚,村主任王乃国解释说,双峰村所在的位置是西湖景区,拆除部分遮阳棚是为了维护茶园景致的美观。中国农业科学院茶叶研究所所长杨亚军表示,茶树在高温天气下通常采取的防治措施是搭建遮阳棚。“这可以有效减弱阳光直射以及减弱高温带来的影响,拆除遮阳棚会对茶树造成一定影响。”据悉,每亩茶园遮阳棚的搭建成本要几千元,成本过大也是茶农放弃对茶树遮阳的主因。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0902/article_161127.html

杭州の双峰村では、一部の茶園にあった日除け棚が以前に撤去されていました。村の主任の解説によると、双峰村は西湖風景区に位置しているため、一部の日除け棚は茶園の景観を保護するために撤去されたのだとのこと。
中国農業科学院茶葉研究所の所長・楊亜軍氏によると、茶樹が高温に晒される場合、通常取るのは日除け棚を作って防ぐことだそうです。「これは太陽からの直射日光を弱めるとともに高温から来る影響も和らげます。日除け棚を撤去したことは茶樹に一定の影響があったでしょう」。
聞くところによると、1畝の茶園に日除け棚を設置するコストは数千元になるそうで、コストが高いことが茶農家が茶樹の日除けを行わなかった主な原因です。

<自動灌漑システムも停止されていた>

現在、杭州の茶農家は人手による灌漑を行っています。
聞くところによると、双峰村は西湖風景区の龍井茶一級保護区となるため、かつては十数万元の資金を投じて自動灌漑システムを導入していました。しかし、後に茶園は生産請負制度を採用したため、このシステムは廃棄されてしまったそうです。
ある茶農家は、もしこのシステムが廃止されていなかったら、今回の干ばつは起こらなかったかあるいはここまで重い被害にならなかったのではないか、と考えています。

<熱の害と干ばつが災害の状況を拡大させた>

村の主任の話によると、双峰村は今年、茶を植えている山の上に10あまりの3立方メートルの用水池を作る計画にしており、干ばつ期の茶農家の水やりを支援します。
天気予報によると、杭州は最近、また晴天で暑い天気になっています。楊所長は、高温と干ばつが茶樹に与える影響には、熱害と乾燥の害に分けられ、この前の杭州の高温が茶樹に与えた影響の主なものは熱害で、そのあとに乾燥した天気が続いたので、龍井茶樹はまた新たな試練を受けることになりました。「もしこの乾燥した天気がまだ続くならば、被害が拡大することが心配です。」

現在、茶葉研究所は今回の高温と干ばつにおける茶樹の管理において、1つの提案レポートを出していますが、そのレポートの主なものは茶樹の剪定や施肥、越冬などについての提案で、”水場から遠くて水を与えられないところ”に対してのものではありません。
 

今回の干ばつの被害は、観光地であるため茶園の景観を優先して日除け棚を撤去してしまったり、生産請負制への移行の際に自動灌漑システムを廃棄してしまうなど、人災の要素も多分に含まれていたようですね。

産地情報の最近記事

  1. 2022年の早春茶、茶摘み・販売が既に始まった地域も

  2. 中国美人茶の郷・大田県、台湾系企業が東方美人茶を導入

  3. 浙江省紹興市柯橋区、花香型紅茶の研修会を実施

  4. 寒露、安渓鉄観音の茶王が生まれる時期

  5. 台湾との合弁企業が生産する信陽烏龍茶

関連記事

PAGE TOP