中国の名優緑茶の価格競争チキンレースは続いているようです。
六安瓜片よ、お前もか・・・
六安瓜片新茶上市同样惊现“天价”
http://news.t0001.com/2012/0406/article_141276.html
記事によると、あるメーカーが出した「国礼天賜」なる商品の価格は400gで13,800元の定価がついています。1斤に換算すると約2万元です。
なんでも、毎年5千斤の生茶葉の中から厳選した50斤ほどで作るお茶なのだとか。
このような価格に対してメーカーは六安瓜片には、値段が高いだけの理由があるのだ、と3点の理由を挙げているそうです。
1つは最高級品の量がものすごく少ないこと。2つ目に六安瓜片は明や清の時代から貢茶とされていた歴史があること。最後に六安瓜片は国礼茶として使われているから、価格が高い必要があるのだ、と。
これについて、専門家は18万元の龍井に比べたら高くない、と擁護している模様。
中国国内でのフラッグシップ茶の意地の張り合いは、しばらく続くことでしょう。
もっともメーカーの方は、高いのは一番上のグレードだけで、その他のヤツはそんなに値上げしていない、と記者を慰めていたそうです。