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浙江省杭州市・千島湖茶葉市場の春茶取引の様子

浙江省杭州市淳安県に千島湖茶葉市場があります。
いわゆる茶城ではなく産地側の取引市場の様子と今年の産況が紹介されていました。

 

夜が明けると、淳安県の千島湖茶葉市場は、また騒がしい朝を迎えます。
今はちょうど春茶の生産と販売のピークシーズンで、地元の業者と茶農家たちが一晩掛けて製造した茶葉を展示し、各地からやって来た茶商たちもこれらの茶葉を選ぶためにやって来て、市場全体が人で賑わっています。

「この茶葉はいくらで売るんだい?」千島湖茶葉市場で、茶商の黄順連さんは茶葉を一掴みし、香りを聞いて、形を見ながら、茶農家に価格を聞いていました。
毎年の春茶のシーズンには必ず千島湖茶葉市場にやってくる”常連客”で、黄順連さんはことのほか千島湖茶の品質を愛しており、香りが濃いだけでなく、うまみも十分で、味わいも良いのです。そして市場に早くからやって来ていて、もはや”よく見知った場所”になっています。
昨年、彼は700万元前後の千島湖茶を買い付けていますが、今年は多くなることはあっても少なくなることはありません。

毎年春茶が発売されると、千島湖茶葉市場には黄順連さんのように遠方からやって来る茶商は少なくなく、茶葉業者たちはそれぞれのグレードごとの茶葉の特長を詳しく紹介し、茶商たちの要望に応じて、重さを量り、包装をして、休む暇もありません。
当然、店にやって来る客の相手をする以外に、ある業者では、さらにオンラインでの注文を処理しなければなりません。淳滋語農品の店主である徐勝明さんもそのうちの一人です。

「昨年の下半期の気候はやや干ばつ気味で、さらに今年の前半の気温がやや低かったので、春茶の芽は少し”痩せて”います。しかし色と香りは例年よりも明らかに良くて、さらに今年は茶葉の販路は順調です」
徐勝明さんは茶の商売を始めてから、既に20年あまりの年月が経っていて、ここ数年彼が印象深く感じているのは、千島湖茶の品質がどんどん良くなっていて、茶農家の収入もどんどん上がっていることです。

例年と違うところは、今年は千島湖茶葉市場の入口のところに、”供富大篷車”サービスカウンターがあることが目を引きます。中国郵政集団有限公司の淳安県支社のスタッフである宋剛強さんは、茶業者がオンラインで受けた注文を丁寧に包装しているところでした。一日に100軒あまりの発送が彼のところには来ているそうで、これはこの会社が茶業者のためにオンライン注文を”エスコート”していることの一つの縮図です。

元々、千島湖茶葉市場の市場開きの日から、この会社は市場の入口のところで宅配便の集荷窓口を設けていましたが、毎日スタッフがその場で梱包し、当日の午後に発送しています。
これだけでなく、千島湖茶葉市場の茶業者には”6+1”の優遇サービスを打ち出し、茶業者のオンライン注文への”心配”を解決しています。

4月11日までに、千島湖茶葉市場では春茶の取引量1614トン、取引額10.8億元を実現しています。

 

淳安県は銭塘龍井茶の産地にも含まれるため、取引は好調のようです。
昨年の後半が少し干ばつ気味だったことと、今年序盤の低温などで芽の太さは今ひとつのようですが、香りは良いとのことです。
浙江省の産地は、このような傾向のところがどうも多そうです。

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