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第4回中国国際茶葉博覧会、5月21日~25日に開催

昨年開催予定で延期となっていた、第4回中国国際茶葉博覧会が5月21日~25日の日程で、浙江省杭州市で開催予定とのことです。

 

5月11日午前、第4回中国国際茶葉博覧会の記者会見が開催されました。その会の席上、党中央、国務院の認可を受け、農業農村部と浙江省人民政府が共同で主催する第4回中国国際茶葉博覧会は5月21日~25日、杭州国際博覧センターで開催され、2021年”国際お茶の日”の中国会場イベントも同時に開催される予定です。

茶の起源は中国であり、世界に広まっています。茶、一枚の小さな葉っぱは中華文化を高揚させ、中国と海外の交流を進め、ゆとりのある生活という夢を実現させる重要なメディアです。第4回中国国際茶葉博覧会は”茶と世界、ともに発展を分かち合おう”をテーマに、展示・販売面積7万㎡、標準展示ブース3423ブースを設け、前回から10%増加となっています。参加企業は1500社あまりで、専門バイヤーは既に3653名がエントリーしています。

展示会は農村の振興戦略を主軸として全面的にプロモーションし、強い茶ブランドと茶の消費を促進することを中心に、我が国の茶産業の業績と、新しい種類、新しい技術、新しい業態を全面的に展示します。中国のお茶の業績館、地域公共ブランド館、主賓の省市県館、デジタル館、名茶館、アイデア館、茶機械館、国際館、浙江ブランド館、杭州ブランド館などのテーマ館が設置されます。

展示会期間中、組織委員会は豊富で多彩な重要な一連のテーマイベントを手配師、そのなかには中華茶詩品評交流会、”西湖論茶”中国茶業国際サミットフォーラムと2021”国際お茶の日”中国会場イベント、第4回中国当代茶文化発展フォーラム、第3回茶郷旅行発展大会、茶ブランドの強化と茶消費の促進シンポジウムなどの重要イベントがあります。同時に、各茶葉の主要生産省と茶葉会社による一連のブランドプロモーションイベント、主催地である杭州市は茶旅に関する調査、茶文化体験などの一連の専門イベントも計画されています。

2021”国際お茶の日”中国会場イベントは、国際茶葉博覧会の期間中に開催され、茶産業の発展を促進する提案を発表する予定で、ケニア、モロッコ、オランダ、ロシア、チリ、ベトナム、スリランカなど20カ国の駐華大使、国連の駐華大使、国際農業機関の三機関の代表などのゲストが参加する予定です。中国や外国の公務員、商業界のリーダー、専門の学者などが参加して交流を行い、中国と海外の茶産業を創造し、茶貿易の新たなチャンスを協力して産み出します。

今回の国際茶葉博覧会は元々昨年の開催予定で、感染症流行により、今年に延期されました。昨年から新型コロナウイルスの流行は世界の茶産業に深刻な影響を与えていますが、巨大な健康消費という需要をもたらしてもいます。今回の国際茶葉博覧会は展示会に参加したブランドのマーケティング、市場の開拓、投資の提携、産業の活性化のプラットフォームとして機能し、さらに茶製品の消費の潜在力を刺激し、生産と販売の対話を促進して、成長に向けての確信を深め、茶産業の新たな発展に向けた構造を構築するのに役立つことでしょう。

記者会見によると、今回の国際茶葉博覧会はオンラインとオフラインを組み合わせた方式で実施され、オンライン茶葉博覧会プラットフォームを用いて、デジタル技術が茶製品のマーケティング、茶ブランドの宣伝、茶文化の伝播、茶の知識の普及などの方面で役立つでしょう。”デジタルが茶産業を作る”をテーマに、デジタル館が設置され、茶葉の生産の全てのプロセスにおいてのデジタル化の適用と転換モデル、茶業のデジタル化管理、茶業の生産のデジタル化、茶業の加工におけるデジタル化、茶業のマーケティングのデジタル化と茶レジャー旅行のデジタル化の5つのテーマを設置し、様々な角度からの茶産業におけるデジタル化が茶産業のイノベーションにもたらした成果について展示される予定です。

 

1年延期となったイベントですが、国連の制定した”国際お茶の日”を会期に含めて、パワーアップして開催されるようです。
会場に足を運べないのが実に残念です。

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