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中国の茶業の規模感

中国国内のお茶の市場規模はどのぐらいなのでしょうか?
「お茶の販売チェーン店に加盟すると良いよ」という広告記事の中に、茶業の概要が載っていたのでご紹介します。

 

茶叶加盟连锁经营前景乐观

根据资料统计,我国目前有净饮茶人口2.6亿,他们的年人均消费量为1.54千克。而国内饮茶人口每增加1%,消费量即可增加4万吨,如果饮茶人口达到50%的话,茶叶消费量将达到200万吨。可见国内的茶叶消费市场空间很大。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0228/article_167419.html

 

統計によると、我が国の現在の喫茶人口は2.6億人で、一人当たりの消費量は年間1540gです。しかし、国内の喫茶人口が1%増加するごとに、消費量は4万トン増えることになります。もし喫茶人口が50%に達したならば、茶の消費量は200万トンに達します。国内の茶の消費マーケットの伸びしろは大変大きく見えます。

また業界内の権威のある人の推計では、2015年までに茶業の市場規模は現在の300億元から700億元前後になるだろうといいます!茶のマーケットの利潤の空間は、まだまだ飽和には全然達していないので、投資者には利益を得られる確率が大変高く、リスクが小さいと言えます。このような数値から見るに、茶葉店を開業するのは現在利益を得やすい産業の一つです。

茶の消費マーケットは莫大ですが、茶葉専門チェーンへの加盟の将来も大変楽観できるものです。しかし、茶葉のブランドの競争はますます熾烈になるでしょう。どのようなチェーンを選び、以下にして自分の茶葉ブランドとやっていくかは難しい問題ですが、茶業の見通しから考えるに、自社の生態茶園を持ち、”世界安全認証、中国著名商標”のブランド力を保有しているようなブランドのチェーン店であれば、選択の対象になると思います。

きわめて乱暴な勧誘記事ですが(笑)、中国の茶の消費マーケットは思ったほど、急激には伸びていないことが分かります。
2013年の中国のお茶の生産量は約195万トンと、急速な勢いで供給は伸びていますが、この記事にある統計通りであるとするならば、喫茶人口が50%に達しないと、現在の生産量でも国内での需給ギャップは解消されません。
ならばと輸出に期待したいところですが、価格が高すぎて、国際競争力が無いと来ています。

この数字を見る限り、中国の茶業は如何にして喫茶人口を増やすかが、今後の最優先課題となりそうです。

 

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